龍真咲の退団発表以来、みなさんの関心が殆ど「次期トップ」にむいていますね。

蘭月はこのままたまきちではないかと思っています。
ただ、最近の劇団は紅さんの例もあるように、全ツで主演させてフェイント、みたいなこともあるかもしれません。

クリスタルタカラヅカの時点で、すでにたまちゃんは2番手確定っぽい扱いでしたもん。
それはPUCKでボビーに決まった時から、みんな薄々気付いていたのではないでしょうか?

ベニの場合、全ツ主演が決まったまでは良かったけれど、体調不良で休演をしてしまったことが響いたのではないかと思います。

過去、安寿ミラさんや匠ひびきさんなど病気休演をしたトップさんは何人かいましたが、2番手の段階で正式に次期トップと決まる前に休演してしまったことがやばかった。

でも、一説には次期トップというのは、いや、トップの退団というのは1年以上前に決まっているという話も聞いたことがあります。

瀬奈じゅんさんは著書「ことだま」のなかで、タカラヅカ絢爛Ⅱの特出中に劇団から通達があったと書いていました。
「次のエリザベートでエリザベートをやってもらいます。同時に次期月組トップとして組替えです」
という。

理想をいうなら、星のみちこさんが月にスライドしてベニが星トップになるというのが一番スムーズかなぁ。
蘭月はみっちゃんは月組のイメージですし。

たまちゃんの2番手期間が今の舞音と次のまさおサヨナラ公演で短いのでは?という話もありますが、代表例をあげてみますね。

まずは安寿ミラさん。
2番手としては大浦みずきさんの退団公演1作品(宝塚・東京)。

姿月あさとさん。
2番手としては真琴つばささんお披露目公演の宝塚大劇場公演のみ。

香港公演出演と宙組発足に伴う大規模な異動のため、東京公演には出演せず、星組から紫吹淳さんが月2番手として組替えしてきました。

春野寿美礼さん。
これはものすごく特殊なケースです。
愛華みれさんの退団後、匠ひびきさんがトップになりましたが、トップお披露目公演からケガが原因の休演をしてしまい、いきなり代役でトップを務めました。
この頃は新専科制度もあって、劇団自体がゴタゴタしていた印象です。

そして、たまちゃんの学年的にはどうか?
去年新人公演を卒業したばかりなんですよねぇ・・・
2016年は研9。
10年に一人の逸材と言われた柚希礼音でさえ、トップお披露目は研11の時でしたから、それを考えるとやはり間にだれか短期トップとして来るのではないでしょうか?
ちえちゃんの場合、ダンスが群を抜いていました。
たまちゃんはなんでも平均点以上ではあるけれど、彼、いや彼女の得意なことってなんでしょう?
研7でトップになった天海さんは例外中の例外。大和悠河でさえ、研13でしたから。

なにはともあれ、全ツでの集客力にかかっていることは間違いないですね。