去年くらいかな? 密かに「講師」として起業する人がジワリジワリと増えたように思います。

自分の知識を人に還元するわけですね。


自分が当たり前に知っていることでも、畑違いの人からしたら新鮮な情報かもしれません。

そこを掘り下げていくわけですが・・・


先日、アロマテラピーの講座を企画しよう!というレクチャーを受けました。


アロマテラピーを知っているだけでは講座は開けません。

たとえ、ド初心者向けだとしても、です。


講座、すなわち人に集まってもらわなくてはいけませんので、集客が大事なんですね。

集客は主催者がやると思っているそこのアナタ。


主催者が集客しやすい講座を考えなければ。


そこでふと、キャッチコピーのスキルが必要だよなぁ・・・ なんてぼんやり考えたわけですね。


一般的にセミナー講師というと、「話す」技術ばかりがクローズアップされます。

当然、規定時間話すことができなければ務まらない… 

かというと、実は話す技術というのは普通のコミュニケーションが取れれば良いのではないかと思いました。


沈黙が怖いという人もいますが、会場がシーンとしてしまったらお客様に投げかける。

双方向のコミュニケーションをしてしまえばいいわけです。

むしろお客様が発言しやすい(野次ではなく)雰囲気を最初から作るというのも、必要なスキルでしょう。

いわゆる参加型、というやつですね。


まず企画段階としては、

・どのようなセミナーにするか

・対象者、どんな人に来てもらいたいのか?

・その人たちが来やすい日時は? 場所は?


この辺りをマーケティングすると、集客もグッとしやすくなります。


これは販売の現場でも言えますね。

たくさんの来店客があるに越したことはない。

でも商圏人口には限りがあるわけで。

では当店で商品を買っていくのはどんな人が多いのか?


元々、蘭月のキャッチコピーなんて、化粧品売り場時代に鍛えたものですし。

それが今でも役に立っている!


ターゲットが決まれば、キャッチコピーやセミナーの内容も企画を立てやすくなります。


これが逆に、内容を決めてしまってから、ではどんな人向けなのか?という発想になると、全然お客様を集められない可能性があるのです。

その企画に「来たい!」と思ってくれる潜在人口がどれくらいいるかなんて分からないですもの。


万人向けの企画なんて企画の内に入りません。

キビシイことを言うようですが、ターゲットありきの企画なんです。


マーケティングの世界では当たり前のことですが、「セミナー講師」という業界ではこの部分が抜けてしまっているような気がします。


なんでこんなことを書いているかというと、蘭月もセミナー講師系の本を何冊か読んだのですが…

どうやって話すか?

聞いてもらうか?

買ってもらうか?

お金儲けするか?


そんな内容ばっかりで、「セミナーを開けば人は集まる!」みたいな前提があることにすごく違和感を感じました。


人が集まらなかったら、どうやって話すかなんて空論ですよね。


話し方を考える前に、集客を考える必要があります。