達成できそうもない目標を立てても「最初から遂行する気がない?」と思われてしまいます。

 

とある化粧品メーカーの話。

ここのメーカーは10年前から新商品発売の度に「1人予約で50個、予約外で50個売りなさい」という通達を出す会社。

 

美容部員さんからは不満轟々。

 

なぜって?

 

店の規模に関わらず、商圏人口を無視して一律、この目標を出すから。

 

もちろん、みんな仕事ですから努力はします。

 

しかし、この目標は「達成できなくても良い目標」になってしまっているのです。

 

いや、達成できなくても努力する切っ掛けじゃないか?という見方もできますが、そうではない。

問題はモチベーションなんです。

 

目標の難しい所は、軽くクリアできそうなことでは意味がない、かといって、現実からかけ離れた事でも意味が無いという所ですね。

 

ちょっと頑張れば。

 

これがあると「せっかくだからやってやろうじゃないの!」というモチベーションにもつながりますし、反省する時も振り返りやすい。

 

あと、期間というのも大事ですね。

 

設定した期間は本当に目標を達成するための期間として適切なのかどうか。

 

意外と無暗な目標立てちゃっている人って多いんじゃないかなぁ。