私の化粧品のフィールドは主に国内大手メーカー4社です。

資生堂・カネボウ・コーセー・花王ソフィーナ。

それぞれ販売チャンネルがあるのですが、長らくスーパーにいましたので、GMS向けの化粧品が専門です。


GMS向けの化粧品、と言っても難しいことはない。

いわゆるメガブランド、メインブランドといわれるもの。

資生堂ならマキアージュ。

カネボウならコフレドール。

コーセーならエスプリーク。

ソフィーナならオーブ。


この4社、新商品の発売タイミングは意図的にズラしているのかどうか、今まではバラバラ、発売アイテムもまちまちだったんですが、去年の冬は大接戦でした。


そう、なにが起こったか、4社揃って口紅の新作、それも「うるおい系」を発売しました。


当初、コーセーは12月に入ってからの発売を予定していましたが、資生堂が11月21日に発売するのに合わせ(というか対抗して)、急遽11月16日に発売を早めるという混戦ぶり。

しかも新作口紅のコンセプトもバッティングしています。


カネボウは落ち着いて12月に、まぁ、毎年12月の上旬にメイクの新作を出していますからね。


ソフィーナはうるおい系ではありませんが、でも今までの落ちない口紅よりもうるおうタイプ。


特にマキアージュのドラマティックルージュには驚きました。


資生堂って、うるおい感触系の口紅ってあまり出して無いんですよ。


ピエヌの第二弾くらいの時にルージュサプリだったっけな? そんな名前の資生堂にしては保湿タイプの口紅がありましたが。


メイクものと割り切っている口紅にスキンケア機能を取り入れたのはカネボウです。

確かに、それ依頼カネボウの口紅は愛用していますね。


資生堂はどちらかというと、見栄えのするカラーの追及が得意で、口紅そのものは色と落ちにくさ重視。


それが今回はスルッと伸びる。


乾燥して皮が固くなった唇には嬉しい感触なんです。


大体このテのスルッと系口紅は発色が淡かったりしますが、見たままの発色という所も合格ライン。


私個人としては、食事の前に口紅は拭き取ってしまいますので、落ちにくさについてはあまり気にしていません。

むしろ落ちにくい口紅で荒れる傾向にあるので、色味で迷ったら保湿系を選びます。


でも実は、一番愛用しているのはコーセーなんですよ。

ルミナスの時代から、コーセーの口紅は質感と色が自分に合っている気がして。


特にローズカラー(色番がRSで始まる色)は、ローズブラウンやぶどう色など、コーセーにしか無い色が揃っていて、しかも必ず1、2色はそっち系の色があるので助かっています。


紫に傾いた口紅を付けていても違和感のない自分が・・・


たまーに、母親と一緒に化粧品を買いに行きますが、私が手に取る口紅を見て驚いていますね。

「そんな色つけるの?!」って。

でも実際唇にのせると、そんなにドぎつくないから。


因みに、ピンク系が充実しているのはカネボウだと思います。