吉田優子先生のテクニックでないと弾きこなせないであろう、エリザベートの名曲の数々。

 

 

12曲収録されているうち、6曲は初ピアノサウンド化だそうです。

 

 

私はミルクの場面が好きなので、ミルクが入っているのは嬉しいですね。

 

聴くとわかりますが、ミルクはトート・ルキーニ・革命家・民衆のパートに分かれています。

トート閣下がメインなのですが、ルキーニパートも入っています。

 

皇后の務め(ゾフィーがエリザベートの部屋に入ってくる所)も、女官パートまで入っていまして、改めてエリザベートの楽曲の難しさをかみしめます。

 

 

優子先生はエリザが当たる組に必ず、「聞き覚えで歌わないように」と注意するそうですが、たしかに譜面を見ると(私の手元にあるのは98年宙組版と東宝版)、細かい音、劇場で見ていてもDVDを見ていても聞き取れない音が入っています。

 

 

そういう音が重なって、あのアンサンブルになるのですねぇ~。