星組バウ『アルカサル-王城-』が気になっている蘭月です。
演出は中村暁先生。
ファン初心者時代、どう読むのだろう?と思っていましたが、「さとる」です。あかつきではありません。
今は通称「中村A先生」と呼ぶファンが多いようですね。
90周年以降にファンになった方は、主にショー作家としての中村A先生のイメージが強いでしょうか?
私は90年代のファンなので、中村A先生は星組の黄金のファラオ(稔幸主演)という、古代ローマ・エジプトのイメージなんですよ。
あっ、黄金のファラオは2000年でした。
余談ですが、瀬奈じゅんトップ時の月組で暁のローマとう作品が上演されてた時は、「中村A先生のジョーク?」と本気で思いました。
星組で黄金のファラオを演出する時に、歌劇誌恒例の公演座談会で、
中村A先生「今回の舞台はローマです」
組子「ローマ?!」
というやりとりがあったとか。
タイトル黄金のファラオなのに。
ローマにファラオがおったんかーいっ
中村A先生のお芝居、ちゃんとオチが付いて分かりやすいからいいですよ。
逆に私はショー作家のイメージが無いんです。
90年代でもサジタリウス(雪組)やハイペリオン(花組)というショーがあったのですが、当時のショーは三木先生や草野先生が全盛期。
ハイペリオンが上演された96年には、中村B先生こと中村一徳先生がプレスティージュ(月組)で大劇場ショー作家としてデビューしています。
しかし2008年のミロワール(雪組)以降、コンスタントにショー作品も発表。
月組の10月大劇場公演でのショー演出も決まっています。
お芝居の方は、柴田先生の作品が全ツで回る時に、演出を担当することが多いようですね。
小さな花がひらいた(花組)やうたかたの恋(’13宙組)も柴田脚本・中村A演出です。
アルカサル-王城-の限ったことではありませんが、漫画や映画原作系は、石田先生や齋藤吉正先生の方がいいかも。
齋藤センセーはすでにエル・アルコンもやっていますし。
ハードボイルド系はうまい。
さてさて、どうなることやら。
星組は年明けの公演も発表されましたね。
いよいよきたか・・・、という気持ちです。