ダラダラと書いて参りましたベストセレクション100のツボ曲、いよいよラスト1枚、5枚目です!
タカラヅカの曲って、『愛』とか『夢』とかが多いから、あいうえお順だと前半に名曲が集中してしまうのでしょうね。
そういえば今回のCDには、♪愛!(宙組のアムール・ド・99でフィナーレの男役群舞の曲。バラ持って踊っているテルがかっこ良かったですねぇ)は入っていませんでしたね。
愛!は真琴つばささんの第1回北京・上海公演でも使われていましたケド・・・
・ミー&マイガール
87年初演版、剣幸さん・こだま愛さんのゴールデンカップルでの収録です。
ウタコさんって、このCDでは収録曲数は多くないけど、ウタコさんの歌って好きだなぁ。そしてこだま愛さんも歌が上手い娘役さんだったので(トップ娘役で歌が上手い人はそれほど多くないと思っています)、まさにミーマイはこの2人のための曲、みたいな感じですね。
・未来へ 98年宙組『エクスカリバー』
実は忘れている人、ご存知ない方も多いかもしれませんが、宙組お披露目公演のエクスカリバーは、イケコ巨匠の筆なんですよ。
♪未来へを歌うシーンでは、囚われたロザラインを助けに行くために、騎士団のメンバーが一致団結する時の歌が好きです。
しかし当時の、宙組初東上公演の盛り上がりはすごかった。ずんこにはすごく熱狂的なファンが多かったような気がします。
・夕映えの飛鳥 04年月組『飛鳥夕映え』
彩輝なお&映美くららコンビの最初にして最後の1作。
当時ファン休業中でしたが、何故かこの公演は劇場に行ったんですよ。母が見たいと言いまして。
万葉ものは、『あかねさす紫の花』もそうですが、独特の旋律で響くので、何故か私のフィーリングに合う。
しかし皮肉にもお歌が弱かった彩輝に対して、新人公演主演した北翔海莉の方が上手いという。
併演のショー『タカラヅカ絢爛Ⅱ』で特別出演していた瀬奈じゅんが、タモさん時代とは一皮剥けてスターオーラをかもし出していたことも記憶に残っています。
・夢人
夢人を歌ったスターさんは数あれど、本家安奈淳さんのお歌です。
この曲、♪花少々と星みっつ、月に輝く粉雪小雪 って、4組のモチーフが歌詞に入っているんです。
草野センセ作詞。草野センセの作詞って、組モチーフが入っていることが多くて、『夢は世界を翔けめぐる』でも♪夢幻の花、紫苑の月、砂漠の雪、地上の星、心の宙 というフレーズが。
私は安奈さん世代ではないので、99年再演時の宙組湖月わたるくんの歌が好きです。
・夜明けの序曲 82年初演花組『夜明けの序曲』
松あきらさんの歌で収録。
99年タモさん版を1000days劇場で観ました。
作詞は公文健氏。後に小林公平氏は、雑誌歌劇の『花の道より』の中で、“公文健として何曲か作詞したが、夜明けの序曲が一番気に入っている”旨を書いています。
・LOVER'S GREEN 92年月組『PUCK』
こちらの曲は小池先生作詞、吉崎先生作曲の方です。
PUCKも14年に月組で再演されますね。
最後、パックがしゃべれるようになって、森を開発しようとするダニエル(久世星佳)一派から森を守るためにハーミアの前で歌うシーンが、これ、何故か心に響きますわ。
・ランベス・ウォーク 『ミー&マイガール』
ランベス・ウォークは瀬奈&彩乃コンビで。08年主題歌集からですね。ライブ音源は彩乃さんがもっと(良い意味で)ドスの効いた声で歌っていますから。
この曲を聴くと、いつでもどこでもランベス・ウォーク(振り付き)したくなる。
TCAとかで流れても思わずやります。
08年のミーマイは劇場に観に行ったのですが、ランベス・ウォークのシーンはお客さんはみんな手拍子していて、誰も手の振りやっていなかったのですが・・・
・ル・ポワゾン 90年月組『ル・ポワゾン』
このショー、毒のようにハマる魅力があります。
プロローグから、アダムのシーン。岡田先生のショーには音楽吉崎先生と振り付け故喜多弘先生は欠かせない。この3人でロマンチックレビューを作って来たのでしょう。
今回の収録は、主題歌集ではなく、プロローグのライブ音源で、剣→こだま→涼風と歌い継いでいます。
・黎明の風 08年宙組『黎明の風』
理事はどうでもいいとして・・・(この人のトップ時代があまり好きではなかった) タニのマッカーサー元帥がカッコイイ。
石田作品なので、笑う所もあって最後はホロッと。
スカイステージでの東京千秋楽の放送を見ましたが、美郷真也さんの餞のセリフで拍手がすごくて、そこで涙。(マリエさんは月組でウルバンバやってた時から観ていたので)
マッカーサーが解任されて最後のスピーチをするシーンも涙。
白洲正子は和音美桜で正解。陽月どうこうではなく、正子のキャラとして和音がすごく説得力のある芝居をしていたので。
・我が愛は山の彼方に
峰さを理さんの収録です。
当時の歌舞伎界のスター、長谷川一夫先生が宝塚歌劇で初めて演出をされたのがこの作品。(ベルばらの方が有名ですが、意外にもこちらが先です。我愛1971年初演、ベルばら74年初演)
国王ブルテの妹・ジュリメのチャムガに対する愛や、竜淵&竜林のカラミ、エルチとポロチョの主従関係がこの物語の1つの復旋だと思うので、そのあたりを大幅にはしょった11年月組全ツバーションは、何の面白みも無いお芝居になってしまったのが残念です。
99年(東京公演は00年1月)星組再々演を1000days劇場で観劇。
博多座のこけら落とし公演でもあった、という過去。
・私だけに 『エリザベート』
何故に花總の収録なんでしょうか・・・? まぁ、エリザベート2回演っているのは花總だけなので、しょうがないと言われればそうなのですが・・・(納得がいかない)
白城あやかちゃんや白羽ゆりちゃんも良かったけど、ベストは大鳥れいさんでした。
企画物CDで渚あきさんが歌っているものもあって、歌声だけでしたらそちらもイチオシです。
歴代トップ何かしら1曲入れないといけなかったのかしら・・・ と疑わしくなってしまう選曲の数々。
特にこのDisk5には、♪MyLife YourLife(12雪『仁』)や♪マンリーコの恋歌(和央ようかだったらネバセイも収録されているのに?)、♪目の前の君、♪私のヴァンパイアと、ベストセレクションとしては意味不明な曲が並んでいます。
勿論、スターさんのファンにとっては曲が収録されていれば嬉しいものですが、ヅカファン歴も25年になってくるとある程度客観的に見られるようになり・・・
ベストセレクション的には、90周年の時の企画CDの方が選曲のクオリティが高かったのではないかと思います。