このCDさ、5枚組みで1枚目→花カラー、2枚目→月カラーになっているから、あいうえお順ではなく、組別にそれぞれ20曲づつ収録してあったらいいのにね。

 

さて、今日はDisk2です。

 

星担としてはDisk2はツボ曲が多いですよ。

 

うたかたの恋 収録は94年星組バージョン

 

 紫苑ゆうさんがアキレス腱断裂で休演したという話はあまりにも有名です。しかも某局のフル映像は大劇場麻路代役バージョンしかない。

 しかしシメさんのルドルフに懸ける情熱はすごくて、東京公演は無事、ルドルフとして復活していました。

 全ツ含め、麻実れいさんからシメさん、真琴つばささん、和央、春野、凰稀と再演されて来ましたが、シメさんバージョン(94年主題歌集)で収録されているのは、この時代の星組ファンとしてとても嬉しいものです。

 

エジプトは領地を広げてる 03年『王家に捧ぐ歌』

 

 ここから怒涛の星組シリーズです。

 王家に捧ぐ歌が上演された時、私はちょうどファンをお休みし始めた時期だったのですが、ファン友さんがDVDを貸してくれたんですね。

 え? これスゴくない?! この星組の熱気!

 (この星組の団結力はのちのスカーレットピンパーネルに繋がりましたね)

 キャストもハマった。

 ファラオの箙かおるさん、アモナスロ・エチオピア王の一樹千尋さん。

 そしてラダメスの湖月わたるくんはモチロン、アイーダに安蘭けいを配役した所が成功の一因でしょう。

 なんて、今更ですが。

 真琴つばささんのファンだった私としては、檀れいの歌が大進歩していたことに驚きましたね。

 月の娘1時代、正直言って彼女がなんで娘1なのか、みんな不思議に思っていたと思います。

 (当時阪急の御曹司とイイお話があったという噂がまことしなやかに流れていましたが)

 ♪三度目のドラや♪ナイルの流れのように等、名曲揃いで、作曲した甲斐正人先生ってスゴイ!の一言です。

 ちなみに、オペラ・アイーダよりとありますが、ストーリーがアイーダをなぞっているだけで、実際のオペラ・アイーダとは曲が全然違いますので、オペラファンの方はお間違い無きよう・・・

 

エメ 10年星組初演『ロミオとジュリエット』

 

 私のド素人耳で聞いたところ、収録されているのは10年初演版だと思います。

 ロミジュリも、もう4回上演されているんですねー。いやビックリ。

 ちょうどファンに復帰した時期で、「へー、星組でロミオとジュリエット? 観たい!!」と思ったのですが、梅田と博多・・・(-_-;)

 DVD買ったら、CDも欲しくなってしまったという、プレスギュルビック・マジック。

 このブログでも時々ロミジュリの話を書いていますが、それだけロミジュリが好きです。

 

エル・アルコン 07年『エル・アルコン-鷹-』

 

 収録は07年主題歌集から。

 タカラヅカでは珍しく、ダークヒーロー、自分の野望のためには邪魔者は罠に嵌めてしまうという、最近のファンの方に分かりやすく説明するならば、モンテ・クリスト伯のダングラールやフェルナンが主役になって♪ワナにー、ワナにハメてやる~ と歌っているようなものです。

 エル・アルコン自体は非常にシリアスなお話なので、登場人物もシビアなキャラが多い。

 明るい場面はパーシモン邸のレッドとジュリエットのくだりですかね。

 エル・アルコンに関しては、オープニングからみんないちいちかっこいいので、映像で楽しみたい作品。

 演出の齋藤吉正氏は、男のロマンものが巧い。下手なショー作るなら、バリバリキザった主役が出てくる芝居を書いて欲しい。

 この曲はテンションあがります。

 

大いなる落日 91年『紫禁城の落日』

 

 日向薫さんの退団公演。ラストエンペラー・溥儀のお話です。

 日本と清国が交差する歴史ロマンは、植田紳爾の筆によるもの。

 華麗なる清国の紫禁城時代から、関東軍下にある満州国、そしてソ連抑留。

 第一夫人婉容や弟溥傑との関係も涙を誘います。

 この話の中で、溥傑は常に「自分は臣下、皇帝陛下を兄とは呼べません」という立場を貫いているのですが、最後、奉天の飛行場でソ連に抑留されるシーンでこの♪大いなる落日を歌いながら、溥傑役の紫苑さんが「兄上・・・」とつぶやく時、客席は一斉に涙を流したという逸話もありました。

 余談ですが、東京公演中、関東軍の吉岡中将役だった麻月鞠緒さんを乗せたエレベーターが止まってしまい、場を持たせるためにネッシーさんとシメさんが2人だけのシーンをアドリブで凌いだそうです。

 

風のシャムロック 94年月組『エールの残照』

 

 谷村新司さんが作詞・作曲と手がけた、天海祐希主演のお芝居です。

 歌詞のセンスがさすが谷村さんだなぁ、という雰囲気です。

 エールの残照はロンドン公演と重なったため、フルメンバーでの上演は東京公演になります。

 アイルランドのお話なので、アイリッシュ特有の旋律が流れているのもこの曲の特長ですね。

 

心の白薔薇 91年月組『ベルサイユのばら-オスカル編-』

 

 この曲も天海さんです。

 91年月組のベルばらは、各組トップの大浦みずきさん、日向薫さん、杜けあきさん、そして当時2番手になった天海さんが役替わりでアンドレを演じるという豪華な内容。

 オスカル役の涼風真世さんが、見事に麗人・オスカルのドレス姿を披露したのも、91月組バージョンの特長でしょう。

 タンゴ調の曲で、うっかり♪黒き薔薇と間違えそうになります。

 

心の翼 85年花組『テンダー・グリーン』

 

 正塚センセの大劇場デビュー作。

 3.11以降、心の翼はよく歌われるようになりましたね。

 

 

『王家に捧ぐ歌』でけっこう尺をとってしまいましたが・・・ やはり内容の濃い1本モノにはそれなりの思いが詰まっています。