本日、新人公演の発表がありましたね。
ヨッ、待ってました! 礼真琴ロミオ!!
ファンも嬉しいが、本人が一番嬉しくて泣いているに違いない。
では、今日は私の月組観劇のお話を。
龍真咲というと、白いイメージが多いと思いますが、私は悪役のまさおが好きです。
ショーブランもそうだけど、ジプシー男爵の時のパリという、孤独な役。
悪役の時の低い声が魅力なんですね。
月組のロミジュリのチケットーーーッと思ったら、あれ? 何これ、ロミオが役替わりだとー!!
主役が役替わりって聞いたことない。
雪組はジュリエットが役替わりだったけど、その時はトップ娘役が正式に決まってなかったからね。
(しかしなんで劇団は素直にみみちゃんをトップにしなかったのか、ナゾ)
しかしまさおの悪役ファンとしては、まさおのティボルト×明日海りおのロミオが妥当だと思ってします。
もちろん、龍真咲は充分ロミオ役者だと認識はしていますが。
星組から異動した美弥るりかちゃん。なんとマーキューシオか! ←何の心配もしていませんでした。
美弥ちゃんはこの時の組替でポジション的にも成功した例ですね。
花瀬みずかのモンダギュー夫人、憧花ゆりののキャピュレット夫人、星条海斗のベンヴォーリオ、越野リュウ組長のキュピュレット卿。このあたりは予想通り。
驚いたのはヴェローナ大公に抜擢された、輝月 ゆうま(まゆぽん)。
若いゾ、大丈夫?
しかし人気公演ともなると、コンビニ系チケットでは2階席になってしまいますな。
まぁ、2階からじっくり観よう!
おおー、まゆぽん大公、歌上手いし威厳があるよー。大公の歌パートって、結構難しいと思うのね。
星組でも水輝涼が担当していたくらいだし。
予想とおり、まさおのティボルトはしびれる。
相手を一瞥するような眼差し。
両家の母親が歌う“憎しみ”は好きな歌です。
やっぱりあーちゃん(花瀬)は歌うまいなー。こんなに聞かせるモンタギュー夫人は3回目にして始めて。
花愛さんも上手いけど、あーちゃんとは何か違う。たぶん役作りの違いだろうけど。 花愛さんは、貴族系というよりもおかみさん系の方が合うタイプだと思うので、その辺が元来、姫を得意としたあーちゃんとの違いに出てきたのでしょう。
そして舞台で弾ける美弥マーキューシオ。"マブの女王”や刺されて死んじゃうシーンもしっかり歌っていた。
乳母の美穂圭子さんは貫禄の上手さ。
終わってふと気づいた。
トップがティボルトを演る。
お披露目公演としては、出番が少なくてどうなの? と。
2、3作目あたりだったらまだいいけど、お披露目公演で役替わりで、ちょっと出番少ないよ。
みりおのロミオも良かったけど、やはりここはトップである龍真咲を全日ロミオで通すべきではなかったのか?
さてさて。
星組公演は2パターンの役替わりである。
ロミオが固定なだけ安心して観られるが、ティボルトが紅と真風、ベンヴォーリオが紅と礼、マーキューシオが壱城と天寿とか、「ややこしいわ、もう!」(Byベニー)
個人的には真風の死×礼の愛を観たかったけど、この組み合わせは今回は無し。
んー、よく考えたら、ノバ・ボサ・ノバの時も3パターンの役替わりだったしね。
Bパターンのチケットは確保したので、Aパターンも取らなくては!
みなさんはどちらを観ますか?