【2011-09-03(土)】
こないだ、「ぎょうざができるラーメン屋」って看板のお店に入ってみたんですよねえ。
殆んどの人は気付かず、見過ごして行っちゃうような店だったんですけどがねえ。
何の特徴も失い店構えですから、無理失いんですが。
唯、調度食べ終わったお客さんと入れ替わりに入ろうとした時に、背後から何か殺気のようなものを感じたような気がしたんですよねえ。
店内の品書きには三つしか書いて失かったんですよねえ。
できますもの ラーメン 600円 (但し、我が儘は聞きません)
ぎょうざ 時価
できないもの ぎょうれつ
そうなんです、実はそこは「ぎょうれつができないラーメン屋」だったんですよねえ。
最初、何故ラーメン専門のそのお店が態々メニューに「ぎょうざ」を載せてるのか不思議だったんですよねえ。
だって、皆んな「ぎょうざ」なんて頼んで失いんですから。
それが分かったのは、帰り掛けに店の表の貼り紙を見たからなんですよねえ。
ぎょうれつお断り
ぎょうれつした方は入店できません
ぎょうざはできます
ぎょうれつはできません
道理で誰も店の前に並んでいなかった訳なんですよねえ、気が付けばここの町内ワンブロックの中でウロウロしてる人が極端に多かったんですよねえ。
あの殺気のようなものの正体が何だか分かったんですよねえ、屹度知らないで横入いりになってしまった奴を見送る目だったんでしょうよねえ。
店の前には並べないから、皆んなばらばらになって遠くの方から、食べ終わったお客が店の中から出て来るのを見張ってるんですよねえ。
そのウロウロしてる人目当てで、屋台のたこ焼き屋さんとかおでん屋さんとかも辻々に店出してましたもんねえ。
「ぎょうれつ」はできない代わりに「ぎょうざ」くらいはできることにしとこうかって、ラーメン屋のご主人の粋な計らいだったんですよねえ。
横入いりで申し訳失かったんですけどが、とても旨いラーメンでしたよ。
でも、今度又行った時でも、「ぎょうざ」頼む勇気は出ないだろうなあ。