「道の迷い方」 |  もともと偏屈男の世迷い言

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【2011-04-01(金)】

 

 月の初めにちょっと記事の確認をしたところ、4月のものに×印のものが一つあったので、○印にする為だけに再度掲示することになったものです、いつどこに掲示されるのかも分かっていないんですけどが。

 

 まだ不慣れな時のものなので、一度掲示したものを弄くっていて×印に変わってしまったんでしょうかねえ、そんな訳で2度目の方はスルーして下さい、あっでも多少修正はしてあります。


 

 今は皆んなカーナビを利用してるから道に迷うなんてことないんでしょうねえ、僕は昔クルマをよく使っていた時分にはしょっちゅう道に迷っていたんですよねえ。

 

  我生涯に於いて路頭に迷うこと数度

  然れどもホントに道に迷うこと其の比に非ず

  その数今や幾千を越ゆ 

 

 僕は、何処か初めて行く場所を探しながら運転していると必ず迷っていたのですねえ、そして、その迷い方には或る一つの特徴が顕著に表れていたのですよねえ、その迷い方とは学説的にいうと「迷3型」なんですよねえ、いつも必ず判で押したように「迷3型」なんですよねえ。

 

 分類によれば三つに分けられるそうですけどが、以下その違いを、

 

 「迷1型」  目的地の随分と手前から道に迷い出し、あっちこっち迷

         いながら漸くそこに辿り着く。

 

 「迷2型」  目的地のすぐ傍まではすんなり辿り着きながら、その周

         りをぐるぐるとのたくり廻ってやっと探し当てる。

 

 「迷3型」  目的地をとっくに通り過ぎてから迷い出し、あちこち動き

         回っても見つけられずまた先へと進んであちこち動き回

         っても果たせず、最後にもう一度前進した先をじたばた

         してからやっと行き過ぎたということに考えが至り慌てて

         Uターンして今度は見落とさないぞと「迷1型」のようにあ

         っちこっち迷いながら逆行して漸くそこに辿り着く。

 

 このように道の迷い方にもはっきりとその違いが表れるんですよねえ。


 

 「迷1型」は、ノロマで鈍臭くてどうしょうもないといった感がありますよねえ、けどが実は一番真っ当で堅実な迷い方なんだと思うんですよねえ、道に迷う人は須らくこういう迷い方をしなさいというお手本ですよねえ、こういう人好感持てちゃうんですよねえ。

 

 「迷2型」は、なんとなくスマートそうに見えますがそうでもないんですよねえ、スマートだったら周りをのたくり廻らないに決まってるし、一発で辿り着いているでしょうよねえ、それができない訳ですから単なる間抜けとしか言いようがありませんかねえ。

 

 まっ、所詮迷わないのをスマートと言っても、ちょっとクレバーで如才ないというだけなんでしょうよねえ、好みではありませんよねえほんとのスマートもスマートそうに見えるっていうのも。

 

 「迷3型」は、これが一番厄介な迷い方なんですよねえ、先程申し上げたたように僕はこの「迷3型」なんですけどが、先ずは必ず行き過ぎないと気が済まないんですよねえ。

 

 後で気付くと必ず迷う地点を既に見過ごしちゃってるんですよねえ、「迷1型」のように前以て手前からは迷えないんですよねえ。

 

 しかも、その後ニ、三回は迷う場所はまだまだこの先だとばかりに尚も前進しちゃうんですよねえ、その癖、とどのつまりは逆戻りをして結局「迷1型」と同じ行動をとることになるんですけどがねえ。

 

 一番時間を掛けて、その上精神的にも最悪な状態に追い詰められるんですよねえ、そして何より困ることは、一度や二度では懲りずと言うよりも全く学習することなく、際限なく何度でも同じパターンを繰り返し続けるということなんですよねえ。

 

 

 しかし、今のカーナビ全盛のご時世、道に迷うっていう醍醐味を味わえないのはちょっと残念な気がするんですよねえ、道の迷い方っていうのは或る面何かに似通ったものがあるような気がするんですよねえ。

 

 「迷1型」なんて、ずっと手前からしっかり前を見つつ右往左往しながらも通り過ぎずに目的地には必ず辿り着くんだという堅実さが溢れてるもんなあ、こういう人僕は本当に羨ましいですねえ、尊敬したくなっちゃうんですよねえ。

 

 「迷2型」は迷いも少なく大した苦労もせずに行き着くんでしょうかねえ、それが薄っぺらかどうかは別として、でも最短時間では目的地には達することができるんでしょうよねえ、矢っ張り敬意は表しなければいけないんでしょうよねえ。

 

 「迷3型」は自分を振り返ってみるとよく分りますよねえ、先ず気付くのはいつも通り過ぎた後だということなんですよねえ、その上、通り過ぎっちゃってるにも関わらず迷うのはまだこの先だろうと更に又進んでいっちゃうんですよねえ。

 

 そうして、気付くのも迷うのももしかしたら遅すぎたのかなあと目覚めて、急遽逆戻りを試みるんですよねえ、それまで掛ったのと同じ時間と労力を費やして、人と同じ所を探し当てるのには倍掛っちゃうんでしょうかねえ。


 

 自分の道の迷い方っていうの知らないでしょうよねえ、あっ知る必要もないかそうかそうか、この偏屈男、自分の「道の迷い方」だけは分析ができてるんですよねえ、けどが唯それだけで他の何も分析はできてないんですよねえ。