メレンゲの思い出
まだ小学生も低学年くらいだったか。 母と2人で出かけたときのこと。
輸入品を主に取り扱う雑貨屋さんで、絵本に出てくるようなお菓子を見つけた。
小さくて丸いビスケットの上に、パステルカラーのイエロー・ピンク・ブルー・オレンジとか
淡くてかわいい色のメレンゲがホイップされたお菓子。
駄菓子屋さんのお菓子か、グリコみたいなお菓子しか知らなかった私は
透明の素敵なビンの中にいっぱい詰め込まれたそのお菓子に、目が釘付けになった。
母にねだって買ってもらったそのお菓子は、私の宝物だった。
家に帰って食べてみると、今までに無い食感♪
あっという間に溶けていくメレンゲは、まるで夢のようだった。
それから私は、そのお菓子を毎日食べるのではなく
何かいいことがあった日だけ食べることにした。
今日は先生に褒められた・・・・1個。
今日は大好きな○○くんと日直だった・・・・1個。
今日は友達と探検ごっこをして楽しかった・・・・1個。
食べたかったので、何かしらいいことを探した。
でもやっぱり悲しいことがあった日、泣いた日には食べなかった。
あの頃は、1か月後、1年後、5年後なんて考えず、毎日、今日一日が全てだったように思う。
ケンカしたり 怒られたりして、泣いた日もいっぱいあったはずなのに、
なぜか楽しかったことばかり思い出す。
メレンゲのように甘~い思い出。。。
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