桜も美しく満開となる季節になりましたね。
さて、本日、理化学研究所調査委員会が、STAP細胞論文事件について、小保方氏個人による捏
造事件であるとの結論を発表しました。
しかしながら、この事件を小保方氏個人によるものと認定したプロセスの正当性自体について、そ
もそも基本的な疑問を禁じえません。
STAP細胞論文は、ネイチャー誌に掲載され、将来のノーベル賞候補ともてはやされた事件であ
り、これはもはや一事業主体の問題を超え、国民的な関心事となっている点において、公益的な
問題となっています。
また、理化学研究所は、国民の血税を研究活動の原資としている点において、その存在自体、公
益的な存在です。
このような公益的な問題を、理化学研究所の役職員のみを構成員とする調査委員会のおいて調
査すること自体、理化学研究所のスタンスに極めて問題があります。また、小保方氏に適切な弁
明の機会を与えたのか否かについても疑問があり、手続保障の点でも大きな問題があると言わ
ざるを得ません。
ここは、理化学研究所以外の構成員による第三者委員会を設置して、どのようなプロセスにより、このよう
な問題が発生したのかを客観的に究明する必要があると思います。
科学者の有する専門性は、一般人にとって理解することが難しいことであることは間違いないことだと思
います。
そうだからこそ、科学者は、独善性に陥ることなく、謙虚に、部外者による調査を受け入れるべきだと思い
ます。
このような謙虚な姿勢を持たない限り、今後も、第二、第三の小保方事件が発生するように思えてなりま
せん。