滞在4日目、パンダナマイマイリリースの日です。


この日は、ホテルでゆっくり朝食を済ませてから、待望の美ら海水族館へ行きました。


カタツムリ達の入ったケースも一緒です。


水族館の駐車場に車を停める時には、車内の温度が上がりそうなので、ケースを入れたバッグを車の下へ隠しました。


風通しの良い日陰で、待っててね。







The shell of a snail



美ら海水族館


圧倒的な巨大水槽の中を、ジンベイザメや南洋マンタが悠然と泳ぎ、カツオの群れが銀色の光の束となって通りすぎます。


大水槽の側面に接するようにしてある“海の中の特別指定席”と謳っているカフェ「オーシャンブルー」。


最水槽寄りの席に座ると、本当に自分も海の底に居て、魚達が身体に触れていくようです。


飼育係、一日中ここにいたいと思いました。




「マンタに乾杯したら?」 娘が生ビールをランチと一緒に運んで来てくれました。、


海の底でお魚達に囲まれたビールの味、そりゃあもう、忘れられません。




水族館や海洋博公園をたっぷりと楽しんで、お茶の時間も過ぎました。


いよいよミッションを遂行しなくてはなりません。






台風が来ても飛ばされたり流されたりしないようなうっそうとした樹々の下、


下草や落ち葉が豊富で、仲間がいて、鳥に見つかりづらくて人間も来ない所・・・・・ 


そんな所ばかりの沖縄ですが、イザとなるとすいぶんと車を走らせて探しました。





  

飼育係、保冷バッグからケースを取り出します。放そうとする場所にペットボトルの水をまきました。持って行ったニンジンは、他の動物がくるといけないので置くのは止めました。


The shell of a snail






The shell of a snail



       

水苔の中に卵が。旅行中に産卵したのです。白いのは、カトルボーン。


The shell of a snail



      柔らかそうな葉っぱもあるし、みんな一緒ならこわくないよね。


The shell of a snail



The shell of a snail

一年間とっても楽しかった、ありがとうね。 頑張って生きるのよ。




はしゃいでいた孫達もなんだか神妙な顔つきになってお別れです。

美らちゃん達は、すぐに元気に動き始めました。




道に人影が見えたので、怪しまれてはいけません。


娘に 「さ、行こう」と促されて、車を止めた場所まであるきました。






もう一度、車で戻ってみた時には、もう1匹の姿も見つかりませんでした。




美らツム達、本名のパンダナマイマイに戻って、自然にかえって行きました。


葉っぱの上をあんなにツイツイッと動いていたから、


きっと嬉しかったに違いありません。


『今頃、みんな喜んでいるよ。』


飼育係、寂しがりそうな自分の胸に言い聞かせました。






The shell of a snail



      無事にリリース出来て、ミッションは完了しました。


      その後、一番高い透明度と言われる瀬底島
のビーチによりました。


      サンゴと貝殻で出来た真っ白い砂浜と、刻々と色を変えていく海をずっと眺めていました。


      美らツムちゃん達の故郷は、ほんとうに美しい所でした。




   




翌日は、チェックアウトです。


実は、美らツムちゃん、まだホテルの部屋にいるのです Σ(●゚д゚●)ナニ!


ホテルの敷地内のパンダナ(アダン)の葉にウチナーンチュのカタツムリを沢山見つけた時、ここにも記念リリースがしたいと思いました。


それで、内緒で3匹だけ残していたのです(・´艸`・)






                                         つづく