愛犬は1歳になりました。

相変わらずヤンチャで名前を呼んでも来てくれません。

それでも私が6時頃ベッドに入りますと上がって来ますが、

居てくれるのはせいぜい10秒か20秒です。

先代のオリバーは晩年の寒い冬には私の腕枕で一晩中寝息を

立てていたものでした。

もっともこの犬の晩年には私の方がパタイしています。

家族でイケメンさんと呼んでいますが、まだ幼な顔が残って

います。

15年連れ添ったオリバーにはいまだに愛着があります。

しかしオリバーを忘れさせてくれる大事な役割を果たしてくれて

います。

 

1月末、フィリピン行きでした。

午後8時半ホテル着。

早速TM氏に電話。明日、午後6時に来て下さるとのこと。

水割りを呑み始める。

日本では6時にはベッドで寝ていますが、さすがに着いた日は

興奮しているのでしょうか11時頃まで呑んでいます。

 

ただし、TM氏と会う日以外はフィリピンでも5~6時には寝て

います。

取引の連中にも5時以降は訪ねて来るなと言ってあります。

日本と同じく午後3時頃には呑んでいるからです。

ただし、帰国前夜は7時頃まで来ることを認めています。

 

翌朝はいつものサンミゲールの小ビン。

マンゴフルーツに上のアメリカンの朝食。

さすがにガーリックライスにロンガニザも飽きてきました。

 

8時半、30年来の貝職人が女房同伴で来る。

彼の下で働いていた職人が心臓発作で亡くなったとの事。

享年40歳。これからだと思っていたのに残念です。

本人も首も痛く気管も悪くて動けないとやりかけのパーツなど

数百点返品に持参。

フクロウの小は眼を入れれば良いので2~3日後に持参を約束。

修理を頼んでいたパーツ類です。

 

10時新しい職人来。

11月に発注していたパーツ持参。2,000点あまりです。

出来は良いです。予想通りでした。

しかし、上の30年来の職人のカメオ、ネコなど見せて出来るかと

問いますと左下の白蝶のネコは出来るがそれ以外は出来ない

との事です。

白蝶貝の菊彫りです。日本製で65mmです。

しかし、廻りが欠けていますので削って裏に樹脂を貼るように

依頼。

更に、旧職人がやりかけのパーツの完成を頼む。

持参したタカセ貝(底辺11cm)、パウアシェルの磨きも依頼。

タカセは底が11cmの大物でそのままシェルワールドで

売るつもりでしたが、付加価値を高めるため磨きに持参しました。

白蝶貝40x50mmの貼合せも見せて出来るか問うとこれも彼の

ラインではないと拒否される。

 

午後は従来の問屋とウッドの職人に会う。

こちらの方の出来具合は遅いです。

 

PM6時、TM氏来、セブカントリークラブへ。

ここのガンバス(フィリピン料理)が絶品で水割りが進む。

 

翌日どうやらタクシー内で老眼鏡を失くしたらしく不便で

アイヤラショッピングモールのメガネ屋に。

(注:アイヤラセンターは旧フィリピノーカントリークラブでした。)

 

アイヤラのデパートと地下のスーパーなどの火事から解体も

順調に進んでいるようです。

メガネ屋に行けば出来合いの老眼鏡が買えると思っていたら

検眼をしてフレームに入れるから1時間後に出来上がるとの事。

1時間後に行き、更にもう1個注文。

 

ウッドの職人が新しい貝の職人を紹介してくれる。

白蝶貝の40x50mmと別のパーツなど数点の見本を依頼。

翌日に出来上がりのパーツを見るが技術的にはまずまずなので

試しに300個注文。

 

旧職人(30年来の)フクロウ200個持参。

フクロウの代金を払い、病院代も合わせて渡す。

彼に貸した10万円あまりは結局帰って来ないでしょうが

もとより諦めていた金ですから未練はないです。

30年で割れば安い物です。

しかし彼にはそのようには言ってありません。

思えば何人にも代えがたい職人でした。

一応は後継者を育てるように注文はしてありますが

私の生きている間に間に合うでしょうか。

 

このフクロウも1,000個の注文で第1回に500個、今回200個

で残り300個ですが不可能となりました。

このフクロウも作ってもらたのは1万個では効かないでしょう。

もともとフィリピンで作っているフクロウはありましたが気に入らず

考案したフクロウです。

 

貝の職人は従来頼んでいて第2の職人(技術は今一つ)と

第3の職人(技術はOK)に今回紹介された第4の職人に

カメオなどの貼合せパーツを期待すること大です。

 

このヤコウ貝も旧職人が表面だけ削ってあるだけで返して

きましたが、第3の職人に完成を依頼し仕上げてくれました。

磨きは申し分なし。別のヤコウ、パウアの仕上がりが楽しみです。

 

水牛職人、パーツ持参。

相変わらず良い仕事をしています。

今回は貝のパーツ5,000個あまり、ウッド、水牛で2,000個

あまりとまずまずの仕上がりでした。

滞在中に航空便での発送を終えることが出来ました。

 

前日、スーパーにミネラルウオーターを買いに行きレジを出た

ところで“たこ焼き”を売っていたので、翌日酒の肴に買いに行く

とのれんに“TAKUYAKI”の文字、たこが入っているかと聞くと

入っていないとの答えで具を見せてもらうとキャベツなど野菜

です。とりあえず小を頼み水割りの肴にするが腹が張って

水割りが進まない。これは失敗でした。

毎回、フィリピンに行くたびに歳を感じます。

年に11回を6回に減らして久しいですが、今年は5回が目標

です。

パスポートも2021年が有効期限です。

パスポートも取得時にページ数を増補してもらい10年有効です

が、8~9年でスタンプのスペースが無くなりイミグレーションの

係官に少しのスペースを指差しそこに押してもらったものです。

最近の日本ではスタンプの必要はなくなり、各国のスタンプも

ずいぶん小さくなり省スペースで済むようになりました。

 

今回の旅の評価は①ある程度の品物が出来たこと。

②第3の貝の職人は期待できること。

③第4の職人は未知数ですが期待できそうなこと。

点数でいえば50点でしょうか。

少しは希望の光が差したところでしょうか。

 

帰国すれば過酷なSCRAP & BUILDが待っています。

水牛のツメビーズです。6~7mmくらいの大きさです。

水牛ビーズと言えばツノビーズです。

ツメは希少です。

 

航空便も到着して検品、完成品作りとしばらくSCRAP & BUILTは

お休みです。

 

昨年の11月、今回と2回に分けてゴルフクラブ6本引き上げて

きました。

残りは来月に引き上げてきます。

思えば40年、土、日は楽しませてくれました。

各企業の方々が仕事でセブに駐在されており、ゴルフを通じて

親しくさせて頂きました。

クラブフィリピーノカントリークラブ、セブカントリークラブとゴルフで

知己を得た日本人、フィリピン人は数知れません。

全てTM氏がメンバーだった故です。

 

このクラブも4月には高知に持参し、晩年を終えさせます。

 

愛犬用に生垣に竹で柵をしてありますが、隙間を見つけては柵外

に出ます。

ホームセンターで金網を買ってきて張りますが、年寄には一苦労

です。

腰痛が心配です。

近くの邸宅の白梅が満開です。

毎年、通りすがりに目を楽しませてくれます。

樹齢百年では効かないでしょう。

右奥には紅梅が見えます。こちらも見事な枝ぶりです。

 

 

今年も“明けても暮れても”(たぶんではなく必ず)SCRAP & BUILD

が続きます。まだ先は見えません。

 

毎年、正月の2日、3日は大学箱根駅伝の応援に行きますが、

さすがに歳で、今年は酒を呑みながらテレビ観戦でした。

タカセビーズ3.5~6mmの拾いとセブビューティプカレット、

マクタオーキッド、バイオレットローズなどの拾いです。

クチムラサキサンゴヤドリ貝の拾いが出来ますと宝物のように

思います。

シェルワールド、ネットに出せば瞬く間に売れますので、

この喜びを少しだけでも長く味わいたく手元に集めています。

 

水牛ゴールデンビーズの拾いです。

このビーズの拾いはまだまだ続きます。

水牛ゴールデンのソロバンの拾いです。

最もフィリピンには算盤はありませんので算盤とは云いません。

白水牛3~4mmビーズです。

 

マベ貝貼合せビーズ竹の子です。

中央のビーズは20mmの大きさで、両端は7.5mmです。

全長48cmです。39個のビーズですが今作るとなるとコストは

いくらになるでしょうか。

1個平均80円としてもX39個=3,000円余りです。

これもシェルワールド、ネットにも出し忘れています。

 

上が水牛ビーズ5mmです。

その下の淡水パールは3mmです。さすがにこの大きさになり

ますと拾いには老眼鏡と拡大鏡の助けが要ります。

一番下の白水牛ビーズが3mmです。

本ベッ甲のバングルです。私の前の代のものです。

写真右のようにラジオペンチで4cm弱にカットしています。

熱湯に漬けて軟らくし万力で平たくしています。

やはりフィリピンに持参してシズク型のイヤリングパーツにでも

するつもりです。

クジャク模様のメキシコ貝を貼ったペンダントヘッドです。

金具と貝が出てきましたので貼り合わせしました。

ご存じでしょうがメキシコ貝は内側から見れば大なり小なり

中央にクジャク模様が見てとれます。

しかし当社のメキシコ貝パーツは外側(背採り)から採ります。

そうしないと金具枠に嵌めて中央が高く、外側に向けて低く

アールがついた貝パーツが採れません。

従って原貝の大きさは15~18cmで、外側にクジャク模様が

入った貝のみを使用しています。

オパールの輝きです。SEAオパールと言われる所以です。

 

選り分けられたクジャク模様のない貝は韓国行きでした。

上の3個の貝は全てメキシコ貝です。

左が15cm、中央が16cm、右が18cmの大きさです。

中央の貝は内側からですとクジャク模様が見えますが

外側からですと左端の貝と同じくクジャク模様は見えません。

右端の貝ははっきりとクジャク模様が見えます。

15cmと16cmの貝はフィリピンで手に入れました。

 

因みに中央の貝と右端の貝を同じ内側から採って見ました。

16cmと18cmで2cmの大きさの違いが判ります。

よく漁師さんが釣りのルアーに使いますが、クジャク模様は

強度がなく適していませんし、水中ではクジャク模様ではない

色目が擬似餌に向いているのでしょう。

右から16cm、18cm、20cmのメキシコ貝です。

左の貝は16x20mmお大きさです。

左が全長20mm、右が18cmの物です。

大きさの違いが判っていただけるのではないでしょうか。

16x20mmのメキシコ貝です。

これは門外不出で自宅に置いてあります。

かって職人が潰すのがもったいなくて5枚磨いてくれました。

2枚は手元に残し他は知人達の祝い事に差し上げました。

しかし残りの1枚は行方不明になりました。

この貝の大きさ、虫食いもなく、見事さは写真では判別しがたい

ですが現物を見れば大きさにどなたでも驚くと思います。

 

まさに博物館行きの貝です。

 

このようなものも出てきました。

上の2枚の写真ははいづれも20年ほど前にベトナムから送られ

てきたものです。

技術的には優れた物ですがフィリピンの作品と比べて力強さに

欠け、商談にはなりませんでした。

上の写真のパーツはフィリピン製です。

右上のカモメは35年くらい前に作らしたものです。

若干、私の当初のデザインとは違ってきていますが今も続いて

いるパーツです。

他のパーツはステンレスに貝を貼ったパーツです。

やはり古い品ですが今だに魅力的なパーツです。

 

前職の時は洋画家としての黒原和男さんに、現職に就いては

商売柄、貝の収集家としての氏に何度かお会いしました。

かって氏が私に”フィリピン人はどんな人種か。実にトリミングが

すばらしい。”と言われましたが、確かに絵心のある人種だと

思います。

 

しかし最近はこのような職人に出会うことが希になりました。

上の写真のカメオはブログで書きました関西の職人さんの作で

す。

顔、髪型、ネックレスの位置などすべて同一ではありません。

1個1個が手彫りで作られたことが判ります。

これもカメオの職人さんの作です。

当時はゴルフに凝っていて何体か作って貰いました。

やはりゴルフ好きの知人に額に入れて差し上げました。

中にはこの図でプレイヤーの左足靴の前に白サンゴの玉を置い

て(従って空振り)の額も送りました。

このプレイヤーは当時絶好調のジャックニクラスのはずです。

すべて上の写真のように金具枠付きで仕入れました。

ブローチとペンダント兼用に作られています。

台湾のコーさんから仕入れた物で他の人の作りですが、

かってコーさんは1級の職人でしたので扱う品も見事でした。

一部は金具枠を外してフィリピンで黒樹脂枠に仕上げています。

朝なは前述のようにSCRAP & BULIDです。

昼なは作業場で台湾から以前仕入れた黒蝶貝のカメオをなど

整理です。整理するものでどこもパーツの山です。

夕なはドリンキングタイムで仕事はなし。

似たような彫りのカメオをずいぶん仕入れたものです。

今思えば半分の種類で良かったのではないかと思っています。

マベ貝に出来る半円形のパールをマベパールと呼びますが

写真は黒蝶貝に出来たものです。

私はやはり形状からマベパールと呼んでいます。

以前タヒチから仕入れた黒蝶貝から採れました。

20点くらい採れましたが半分はあまり良くなくてB級品として

パーツのみシェルワールドで売りました。

もうわが家のみかんはなくなりましたが毎朝のように餌を求めて

飛来します。

有料のみかんですが来るとついついやってしまいます。

 

そろそろ今年もフィリピン行きの日が近づいてきました。

いつもあまり成果のない旅ですが、それでも何かと期待に胸膨ら

ませて行くのがフィリピンです。

白蝶貝7x13mmのタンザクです。

これも昔、職人に作ってもらい保存しているパーツです。

白蝶貝40x50mmブロッキングダエンです。

この品を50個欲しいのですが、その為には上のタンザクが

1000枚くらい必要と思いますが1度に渡すと危なくて今回は

300枚持参します。

フィリピンでも良質の白蝶貝の材料の入手が難しくなりました。