11月末に 死体?と間違われてしまった Aさんが
退院されてきました。
いつものように ベッドに腰掛けられて
にっこりされながら 訪問を待っておられました。
ただ その表情は やはり 暗くて 少しやつれられて
やっぱり 病み上がりと言った 生気の無いお顔ですが・・
とても 在宅一人住まいは 無理
施設という事でしたが
本人も (兄妹に多大に迷惑かけることになるから 希望している)
という お話だったので
もう お会いする事は 無いと思っていました。
今日で3回目。
それまでは 絶対 弱みを見せられなかったAさん。
発見時から 今までのいきさつを お互いに
語り合っているうち
いきなり 泣き出されてしまいました。
(今まで 今まで やっとこの自分でここまで出来るって頑張ってきたのに
もう あの時 死んでたほうが 良かった・・)
(なにを言ってるの! Aさんらしくもない。 また すぐに元に戻れるよ)
どんな 言葉も今は 慰めにもならないってわかってるんですが。
(ごめん 取り乱して・・)
それから 語り始められました。
記憶が すっぽり 無くなっているんだ この1年間分くらい。
実は ヘルパーさんの名前も出てこない
パソコンで 打ち込んでたのを見て いろんな事を 繋げてる自分がいる。
やはり また 少し脳出血を起こしたらしい
吐血は MRIもとり 胃の検査も全て やったけど
どの部分か とうとう 分からなかったよ。
後1時間 発見されなかったら 命は無かったと
医者に言われた。
?ん 気が付いたらベッドの上?かって?
いやいや 救急車もなにも覚えてない。
ただ 救急治療室だったんだろね
医者の
(あ~ こりゃ だめだな)
って声が 聞こえてきた。
それから その後は 4人部屋にいたんだ。
あれは 何とかしてくれって思ったね。
認知症なのか 夜中も大声で騒ぐ テレビはつけっぱなし
おれだけは どっか 正常なんだよ
いや 頭はいかれてるけど 精神は正常なんだ。
寝れない。 いらつく
看護師に 注意しても無視される。
結局 おれが 錯乱してしまったよ。
無理に 退院してきた。
あはは! 実は 強制退院させられたってとこかな。
少し 以前のひょうきんなAさんに戻られたので
ちゃちゃ 入れます
(びっくりした。 強制退院って聞いてたから 看護師さんに
エロいこと やっちゃたかって)
あれは 妄想の世界さ 現実にやれる人間は異常者!
かなり 落ち着いて来られたので
1番 気になること 迷わず聞くとんでもない私です
(ね ね 臨死体験って しなかった? 三途の川とか きれいな
お花畑とか)
い~や 何にも見なかった!
死んだお袋さえ 迎えにこんかった。
すると 今まで気が付かなかった
右手を出され(麻痺してないほうの 利き腕です)
これ見て。
凍傷のような 青黒い部分が 手の甲 指先にいくつも
あります。
壊死してるんだ・・・・
意識を 無くして約10時間 脳に酸素が廻りきれなかったせい・・・
(そうなんだ・・・ もっと早ければ・・・)
結局 Aさんの 絶望感は
いずれ 徐々に腐っていく 指が 右手が無くなる
唯一の 生きがい パソコンも出来なくなる
電動車椅子で 外出もできなくなる・・
1番の 心の 苦しみは そこでした・・・
今は 指先の感覚があまり無いけど
キーボードも打てるし 何とか車椅子にもやっと乗れる状態です。
きっと 壊死はそこで止まるよ
それに IPS細胞を 待とう
(俺が生きてる間は 無いときっぱり否定されたけど)
何の知識も無く いい加減な事しか 言えない私です。
けど 誰かと話して少しは
気が 晴れたとこあったのかな
( おれの生きる希望! デートして
)
以前のAさんが でたっ!