14日の夜に 腎不全の父が亡くなりました。 今
主の居ないこの築80年の 寒々としただだっ広い家に アメリカからかけつけた妹と二人で 初七日まで 田舎の葬儀に合わせて泊まりこんでいます。
何だか不思議な感覚です。
1番遠い所に住んでる私達が 家守り 町で普通に行う葬儀も終わりましたが まだまだ 儀式は続きます。 この静寂の中 眠れないまま
妙に神経だけは冴え 悲しみは
少しも無く 又
明日への行事の事ばかり 頭に浮かびます。 無理と思われた母も 父と最期の対面を果たし その事がきっかけになったのか 精神もかなり落ち着き そして
弔問におとなわれた沢山の人 何十年もの音信途絶えていた懐かしい人達との邂逅 今
この僅かな静寂の中で 不思議と父の死がもたらしてくれた (何て人って素晴らしい生き物なんだろう)
不謹慎な思いですが 父の死は
沢山の喜びをいろんな人に与えて
くれたような気がして仕方ありません
今 凍りつくような冴えざえとした寒村の何代も続いた家が 最後の人々の優しさ 思いやり いたわりをしらしめ
そして 無常の吐息を吐きながら 幕を閉じようと
している そんな想いで 静かな穏やかな深夜を 過ごしている私がいます