膝の手術の日より 10日目に対面した母。
一変していました。
たった一日で こんなに人間って変わるものか。
正直 別人と言っても過言ではない状態でした。
脳梗塞が こんなに怖ろしいものだとは
私の利用者さん同じ病気を持ってる片麻痺の人がいても
ある程度症状が落ち着いた方ばかりだったので
初期状態が わからず。
梗塞を起こして1週間目ですが
まだ 鼻からの経管栄養食
嚥下が 全く出来てない状態でした。
生理食塩水やらいろいろ いくつも点滴され
心電図も モニターに映し出されていました。
言葉は 聞き取れない部分が多いのですが
ある程度 言ってる事や 周りが話す言葉は耳に入ってるようです。
主治医からも
説明がありましたが
(膝の問題があるので もう歩くという事は無理でしょう。
少し 意識障害みたいなものも 残ります)
直前まで 車の運転していた人?
私を まだ叱り飛ばしてた母親?
正直 信じられない気持ちで
1日目は 麻痺の無い右手を握りながら
涙がポトリ・・・・
でも 悟られないように 無理に笑顔で
(思ったより元気 安心した)と。
けれど 行った時がちょうど回復期に差し掛かっていたのか
2日目以降は、
すべてお茶も片栗粉を溶かしたようなゼリー食ですが
少しづつ 飲み込めれる様に。
しかも
私とは 性格がそっくりと言われるほど似ているせいか
よく口げんかしていました。
ふっと思い出すのか憎まれ口まで叩けるようになりました。
ベッドから 手招きしたと思ったら
(あんた 寄り付きもせんで)
は~・・・です
手術の日だっていたじゃないか
今だって 泊り込みで来ているのに
しかも 昼間も夜も。
側に居る看護師さんも
(何度も来られてますよ)
里帰りの事を言ってるのか?
笑いながら私も 看護師さんに言います
(この母 みんなで里帰りするよって電話すると
よか~ あんた達が来ると掃除もせんといかん 私が大変
こんでよか! そんな事言う人だったんですよ 行きたくても行けないんです)
すると母が それにはすぐ反応して大きな声を出して笑いました。
う~ん しっかり頭はしているっ!!
ただ プライドの高い母です。
娘には 弱みを見せたくないという気持ちがあったのか
私には 時々 怒った顔をする時があり
不可解な 哀しい気持ちにもさせられました。
後で 気づいたのですが
私の職業柄
もう 私の意識には 母親というより 介護される人という部分が
多すぎたのではと。
食事介助も排便も 思わず手を出してしまいました。
きっと まだ母はあくまでも娘には強い母
そして自分の状況を把握できてない
そういう事だったんだと。
4日間 側に居ながら
私は 何をして来たんだろう
嫌な思いばかりさせて来たんじゃないのか・・
いつまでたっても その気持ちが拭えず
今も うつうつした気持ちが続いています。
父も相変わらず寝たきり状態でしたが
こっちのほうは
なんでもしてくれ 甘えたい なのでそんな心配は不要なので
気が楽なんですが・・・
次に母に会うのが 正直 怖い気持ちのほうが強いというのが
偽らざる心境です。