NHK杯初日。11月12日を現地観戦してきました。

 

 

開場時間とほぼ同時にスタートする男子公式練習。私が入場できたのはちょうど山本草太選手のランスルーが終わったとき。

外で検温待ちしているときに「Yesterday」の音楽が聴こえていました。

まあ、あと5分早く入場できればランスルー観れたのですが、それには多分20分ぐらいもっと早く並ばなければダメだったかとあせる

 

草太くんを最初に見て、お身体がさらに絞られているなあとまず思いました。

非常にハードな練習を積まれてきたのでしょうね。

 

その後観れた練習では、落ち着いて確認しているように見えました。

きれいな3Aや4S、連続3回転などを決めていました。

 

 

 

練習中に「この場所にいるのが楽しい」というような素敵な笑顔が何度も見られたのが印象的です。ニコニコ

第1グループの選手たちの中では一番早く練習を終えました。

 

これまでに観れた公式練習ではだいたい最後まで残って確認していたことが多かった気がしますが、今回は早めに切り上げたことでコーチたちときちんと力配分を計算して取り組まれているのかなと想像しました。

 

会場内の掲示

 

 

以下、いくつか個人的覚え書きを少し。

 

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ペアはりくりゅう国別のときよりぐっと洗練されていて感動しました。ツイストの高さも増していますよね!そして演技を楽しんでいることが良く伝わってきます。

 

ミーシナ/ガリアモフ組の「エスメラルダ」。よくバレエのガラで踊られる曲です。国別でも勢いに圧倒されましたが、貫禄増しているような。

 

タラソワ/モロゾフ組はミスはありましたがやはり美しいペアです。フリーがんばって!

 

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アイスダンスはラジョラガのリフトのダイナミックさ、フィアギブのローテーショナルリフトでの男性の移動距離などにおおっ!と思いました。

 

しかしやはりトップ2組はレベルが違う!

シニカツは滑り出した瞬間にもう空気が変わって目が離せなくなります。

チョクベイは難しい技をさらっとこなすナチュラルさが凄い。

 

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女子シングルは河辺愛菜選手、お見事!

ニコル・ショット選手のピアソラは大人の演技で素敵でした。

ユ・ヨン選手は3Aの転倒だけが惜しく、大変魅了されました。

 

ウサチョワ選手の棄権にはびっくり・・・どれほどつらいことでしょう。

 

なんというか、女子が一番アクシデントが多くなってしまった感のある今年のNHK杯ですが、坂本花織選手の見事な最終滑走にはただただ拍手を送りたいです。

 

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男子シングル。第1グループの6分間練習で山本草太選手は最初に3F(かな?)を転倒した後、コーチと話して(苦笑いみたいな感じに見えました)、その後はジャンプを順調に確認していました。

 

このときもとても良い笑顔が何度も見られて、私は落ち着いている様子だと思ったのですが、演技後の報道で「実は焦りが出ていてコーチたちに修正してもらった」ということを知って少しびっくりしました。しっかり導いてくださるコーチ陣!

 

演技は見事なノーミス!

スケートカナダ後のブラッシュアップをしっかりと試合で形にされました。

ジャンプの安定、ますます美しく鋭くなっているスケーティング、そして気持ちがいっそう込められた表現と、草太くんが持っている力がどんどん伸ばされ、そして今回の点数となったことに胸が熱くなります。

 

演技後にガッツポーズ。

 

 

私が座っていた席の周囲で、草太くんの演技終盤にはすすり泣きのような音や、「すごく良かった」といった話し声が聞こえてきました。

 

ご本人が納得のいくノーミス演技は2019フィンランディア杯の「エデンの東」以来ではと。

このときと、今回と会場で観れたことは、今後も大切な心の想い出ですキラキラ

 

私自身は草太くんの演技を観るときはいつも「見守りモード」になってしまって、エレメンツが決まると「よし!」みたいにウンウンうなずいています。

草太くんがケガなく無事にプログラムを滑り終えるとまずほっとし、そこから後にじわじわ感動…みたいな。

 

インタビューでもSPの結果を喜びながらも、「勝負はフリー」と気持ちが上ずることなく次へ向かっているようですね。

 

SP後インタビュー(NHK杯フィギュア特設サイト)

 

 

報道をいくつか貼ります。

 

 

 

 

スポニチさんインスタ(小海途さん撮影)

 

 

毎日新聞

 

記録のため一部引用します。

 

朝の練習も普段通りで順調に調整できたが、(演技直前の)6分間練習に入って焦りが出てしまった。自分では気づかなかったが、(山田満知子コーチや樋口美穂子コーチが)「落ち着いて」「リラックスして」と声を掛けてくれて、本番では集中して演技できた。本番前に気持ちを切り替えて、リラックスして演技に臨めたのが、入り込めた要因だと思う。

 

 

スポニチアネックス

 

一部引用します。

 

SP「イエスタデイ」の振り付けには、怪我に苦しんだ競技人生が反映されている。「冒頭は1回前に踏み出したところ後ろを向いて過去を振り返る、手を差し伸べて何かを求めている振り付けというふうに解釈している」とし、「今までの人生の葛藤、苦悩を心から出していけるステップかなと思っている。やっていて演じているというよりは、自分自身をさらけ出しているような気持ちで滑っている」と説明した。

13日はフリーに臨む。「練習してきたことをフリーの4分に出せたらいい。明日も自分らしく最後まで気持ち良く滑り切れたら幸せ」と意気込んだ。

 

 

スポーツ報知

 

 

NHK杯リザルトページ
 

SP5位となった山本草太選手。フリーは第2グループの2番滑走です。

今日も会場で応援してきます!!

 

男子SPはヴィンセント・ジョウ選手、チャ・ジュンファン選手も特に印象に残りました。

お二人とも表現面もとても進化されているのでは。

 

男子フリースケジュール

 

 

さらに報道まとめ:

 

11月12日の結果まとめ(NHK NEWS WEB)

 

上記ページへのリンクがあるツイート

 

 

アフロ フォトギャラリー

 

 

アフロ 山本草太選手ギャラリー

 

PHOTO KISHIMOTOさんの山本草太選手ギャラリー

 

中日新聞ギャラリー

 

 

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