追記1：ワールドのリファンド
追記2：プランタン杯中止
先日まで当たり前だった生活が一変し、疲弊されている方は多いことと思います。「コロナ鬱」の言葉もうなずけるこの頃…。
さて、私、タイトルのとおり、プランタン杯と世界フィギュアと両方の観戦プランをたてていて、結局どちらも行けないという結果となりました。
世界フィギュアのチケットは、発売が開始された昨年5月に購入。
そのとき、まさか翌年3月にウイルスの影響で行けないなんて思ってもいませんでした（その時点で予想していた方、いらっしゃいますか～？）。
フライトもホテルも一番安いのはノンリファンダブル（返金不可）ですが、行けなくなったときを考えて、フライトやホテルはノンリファンダブルより若干高くなりますが、規程のキャンセル料金を払えば返金されるプランにしておきました。
なお、世界フィギュアのチケット代金はリファンドされるようです（事務局から購入者へ順次連絡が来るとのことです。現時点ではまだです）。
→日本時間の3/13朝にメール来ました。
※追記1：公式サイトか電話で購入していれば、リファンドは購入したクレジットカードへ10営業日以内に自動的に行われるとのこと。
Clients that purchased via https://t.co/n55sk01vce or by phone will automatically receive a refund on the credit card used to make the purchase. Please note that refunds can take up to ten (10) business days depending on the financial institution.
— evenko (@evenko) 2020年3月11日
ただ、お金が戻ってきてもかけがえのない機会はもうないことや、行くためにさまざまなことをかなり前から段取りしてきたので、突然ぽっかり予定があいたことには喪失感が大きいです。
「これで良かったんだ」の気持ちと、「やはり残念」の気持ちが入り混じり、仕方ない＆ほっとした＆悲しい＆悔しいがミックスされたもやもや感です。
今はだいぶ「仕方ない」で落ち着いてきましたが。
この気持ちについては、ジャッキー・ウォンさんの次のツイートに救われました。
I’ve been reading sentiments about people conflicted about being sad about a possible cancellation of #WorldFigure AND wanting the best for people’s health and well-being. Those two things don’t have to feel mutually exclusive - it’s ok to have gray area feelings.
— Jackie Wong (@rockerskating) 2020年3月11日
（意訳）
世界フィギュア中止の可能性があることについて悲しくなる思いと、人々の健康と幸せを何よりも願う思いのせめぎ合いを見てきました。どちらかの思いを選ばなければならない必要はありません。「グレーエリア」の気持ちを持って良いのです。
今の状況から、派遣取り止めや大会中止はしかるべき選択だと思っていますし、一番大変なのは選手の皆さんたちです。
さらにはこんなレベルでなくてコロナでもっと大変な方たちがいるのは分かっています。
チケットを持っている身としては、世界フィギュアについては今週になってからは、「もう無理そうだから、ISUから早く中止の声明を出してほしい」と思うようになっていました。
すっぱり中止と言ってくれれば、キャンセルの手続きもすんなり入れます。
ホテルやフライトのキャンセル可能期限は近づいてきていましたし、私と同じようにやきもきしていた方はけっこういらっしゃったのでは。
急速に変化する状況から、中止の決定を待たず、行くことをやめることも選択肢には入れていました。
でも、やはりこれだけ高額のチケットを持っていたり、行くまでにお金だけでなくいろいろな調整も努力していると、「中止と決まっていないのに、自分からやめる」という決断は率直なところしにくかったです。
ただ、なんだか行けそうにはない気がして、カナダのeTA（電子渡航認証）はとったものの、旅の支度は全然していませんでした
ケベック州が開催の可否を検討する段になってきたら、「ああ、いよいよ中止なんだ」とある意味少しほっとした気持ちもありました。
でも、ISUは「レジェンドスケーターたちとのふれあいやサイン会」「屋外フェスティバル」といった試合とは関係のないプランを発表。「強行に開催？」とただただ行方を見守り、ニュースをチェックし続けていました。
ケベック州の時間で3/11の夜までには発表で、ケベック州知事の言葉からは「中止の可能性が高い」と読み取れましたので、もうとにかく早く決定して発表してほしいという気持ちでその頃はいっぱいでした。
日本時間では3/12の未明ごろの発表になりそうで、もう眠れないので、発表までずっと起きて情報待ちしていました。
DERNIÈRE HEURE
— Sébastien Bovet (@SebBovetSRC) 2020年3月11日
«Il y a des chances que ce soit annulé» à cause de la #COVID19 - @francoislegault au sujet du Championnat du monde de patinage artistique qui doit commencer lundi à Montréal.
Ajoute qu'une annonce pourrait être faite cet après-midi.#polqc #polcan pic.twitter.com/Sk48zLJPBi
ミハル・ブレジナ選手からは、日本時間の昨晩このツイートが。
As the whole world keeps getting more and more cases i dont understand why @ISU_Figure doesnt make a decision without waiting for someone to make it for them... look aroundevery major event is getting posponed or canceled only skating is crazy enough to make ppl travel...
— Michal Brezina (@brezinamichal) 2020年3月11日
9年前（東日本大震災でワールドが延期）も同様だったと。
The motivation level to compete is at its lowest right now... ive been in this situation 9 years ago and its not a fun one... if you dont know whats happening its hard to train i feel like this will also affect skaters performances if #WorldFigure is a go
— Michal Brezina (@brezinamichal) 2020年3月11日
#WorldFigure cancelled
— Philip Hersh (@olyphil) 2020年3月11日
#WorldFigure statement from Danielle McCann earlierpic.twitter.com/AIU8T9E6Hv
— Jackie Wong (@rockerskating) 2020年3月11日
その後に出されたISUの声明
https://isu.org/isu-news/news/145-news/13099-isu-statement-isu-world-figure-skating-championships-2020-montreal?templateParam=15
スケートカナダの声明
https://skatecanada.ca/2020/03/cancelled-isu-world-figure-skating-championships-2020/
ここまで長い夜でした…。
誰も経験したことのない現在の状態。
次にまた応援に行けるときが一刻も早く来ることを願うばかりです。
来年の春はニコニコしていたいです！
プランタン杯はどうやら開催のようですね。無事に終了しますように。
https://coupeduprintemps.com/
※追記2：日本時間3月13日に確認したところ、公式サイトに中止発表が掲載されていました。
山本草太選手、いつも心から応援しています！