昨年の夏

ちょうどお盆の頃に

娘の友達のママが

突然亡くなりました。

仲が良かったというほど

密な付き合いはなかったのだけど

なんだかとても

大好きだった。

 

5年前に出会った時は

とにかく迫力のあるママって感じでグラサン

学校行事にはしっかり出てくるけれど

誰と行動を一緒にするでもなく

いつもひとりで現れて

ひとりでバイクで帰っていく。

でも彼女の息子の友達には人気者で

彼女が来るといつも

みんな何だか声をかけてほしいような

ちょっと照れたような顔をしてた。

いろんな人と話もするし

敵を作るわけではないけれど

自分をしっかり持っていたから

たぶん好き嫌いはハッキリしてたんじゃないかな。

表情で良くわかったイヒ

わが家の娘と彼女の息子は

ずっとなかよしだったからなのか

娘もわたしも

彼女にとても大切にしてもらって

いつもひるまず我が道を行く

かっこいい彼女がわたしは好きだった。

 

飲食店をしていたから

毎日はとても忙しかったはずで

それでも手作りが得意な彼女は

娘の誕生日にマフラーを編んでくれたり

お菓子を作ってくれたり

子供たちの洋服まで上手に縫ってた。

 

お互いにわんこの散歩の途中で会うと

ちょこちょこっと会話して

それだけで満たされていた。

彼女は三匹のわんちゃんを

いっぺんにお散歩していたから

それだけでもう忙しそうなのに

いつも楽しそうだった。

 

あれから一年近くが経った昨日

近所のスーパーマーケットに自転車を走らせ

蒸し暑いから娘にアイスクリームを

買っていってあげようと思って

大きな冷凍庫を開けて

冷凍庫の独特なにおいを嗅いだ瞬間に

彼女の姿が鮮烈に思い出されて

ポロポロ涙がこぼれてしまい

自分でも驚いてしまった。

 

いつもそのスーパーで

彼女がお休みの昨日と同じ火曜日に

アイスクリームの冷凍庫の前で

良くバッタリ会っていた記憶が

瞬時に感情と結びついたのかな。

 

『今日も暑いね~。アイス買ってもすぐ

なくなっちゃうんだよね~』って話してた

その時間が戻ってきたみたいで。

 

匂いと記憶の関係性は

アロマの本で読んだことがあったけれど

冷凍庫のにおいって・・・どうなのよ?と

頭では冷静に考えながら

涙が流れ落ちてきて

横を通り過ぎたおじさんが

びっくりしてわたしを見てた。

 

買い物かごを持って

特売のアイスクリーム選びながら

泣いてるんだもんねぇポーン

 

あれからいろんなことがあって

ずいぶん世の中が変わってしまったけれど

彼女だったらどんな風に乗り越えるかな。

そんな風に思うことが何度かあった。

自分の目で見て考えて

しっかり決めたら誰に何を言われても

それでいい。そんなひと。

 

『こんな時だからこそ自分をしっかり持つんだよ』

とメッセージ、

いや喝を入れてくれたのかなアセアセ

 

帰ってホロスコープを見てみたら

月は、相手を深く思うさそり座に入っていて

反対側にはおうし座の天王星

強さを持って常に自由に生きながら

毎日バリバリ仕事して

子供をうんとかわいがって

オシャレな物を作ったり、美味しいごはんにこだわったり

 

彼女の誕生日は知らないけれど

おうし座の天王星のイメージがぴったりだと

ホロスコープを見ながらまだ泣けてきた。

 

大丈夫。

子供たちもみんなも元気だよ。

何だか受け止めきれずに言えなかったけど

一年たってようやく言える。

かっこいい生き方を見せてくれて

心からの『ありがとうニコニコ