そういえば、2年前の今頃は、専門調査員の試験を受けていた。
ということは、今年もルワンダの専門調査員の試験を受けている人がいる、そして、その中から自分の後任になる人がいる。
ということで、その後任の人が少しでも未知の仕事について知った上で進路を選択できるよう、最近の自分の仕事のことについて書きたいと思う。
最近は、「主体的に」仕事をやるようにしている。
というのも、ただ受け身で仕事をやっているだけでは面白くないからだ。1年目は受け身でやって、慣れるという姿勢でも良いと思うが、2年目は、それをやっていてはモチベーションが続かない。実際、半年ほど前にそれが原因でモチベーションが下がって、辞めたいと思ったこともあった。
最近やっている仕事
・「国費留学生広報事業」
今まで、あまり日本について積極的に発信する行事が少なかった。そこで、国費留学生制度の説明と、日本紹介を合わせたイベントを行うことを提案し、今週末初めて実行する。具体的には、ルワンダの優秀校に通う学生を対象に、日本文化、日本の支援、国費留学生制度について紹介し、日本に対して親しみを感じてもらうという趣旨のものだ。ここで反応が良ければ、今後も全土で定期的に行っていきたいと思う。
・「ビジネス環境調査」
ルワンダは、実はアフリカの中で第2位という良好なビジネス環境を持つ国だ。しかし、ただ数字や他人が集めたデータだけでは見えてこないものがあると思い、実際にビジネスを行っている人を対象にインタビュー調査を実施した。すると、この数字の裏には様々な世界が広がっていることが分かり、企業支援を考えるうえで少しは役に立つことができたと思う。来年は、これを拡大させ、他の東アフリカの国と比較する調査を行う予定である。
・「会議への出席・政府関係者とのアポ」
机の上でニュースを読んでいるだけではうわべのことしかわからない。1年目はそれでも良かったかもしれないが、2年目もそれではつまらなさを感じてしまいモチベーションが保てなくなる。そこで、テーマを決め、まずオンラインや報道などで調べた後、疑問点を聞くために関係者にアポを入れて実際に会って話を聞くことを実践している。また、興味のある会議の案内が届いたら、積極的に出席するようにしている。こうすることで、視野が広がり、自分が話せる話題も増えたと思う。今後は、ルワンダのことをより広い角度から知るために、地方都市についての調査もしてみたいと思う。
ただ、これらは、日常業務である報告書の作成や、経済データのフォローや様々な調整をしっかりとこなした上で初めて行うことが許されるものなのだということを常に言い聞かせてやっている。付加価値とは、基本的な価値を生み出して初めてそこに追加されるものなのだから。
もちろん、上に書いたことだけではなく、教育、女性の人権、金融、政治など、いくつも自分なりの調査を展開するための切り口はあると思う。そして、それらに挑戦するための環境は用意されている。
11月9日から日本に帰るので、今度はルワンダの魅力を日本人に対して発信する活動を行うことにした。やはり、主体性を持った方が仕事も楽しくなる。