月曜日はひょんなっきっかけで朝の7時前に起きた。
空からして違った。
まだ微かに夜がその尾を引いている。
町は明るくなったがどこかまだ夜の影が残っているのだ。
部屋から出てきりっと冷えた空気を吸い、太陽の光を全身に浴びると
それだけで幸せな気分になることができた。
本当に鳥のさえずりって聞こえるんだなあと実感して
朝食を食べに食堂へ行った。
食堂のおばちゃんには久しぶり過ぎて、「退寮したかと思った」と言われた。
朝のほうが意外に目がさえて、日記を書いたり、本を読んだり、ビデオを見たりと
素晴らしい午前中を過ごすことができた。
気分がよかったのでサイクリングにも出かけて、東京都下の街並みを満喫した。
そこにはごくごく普通の日常があった。
しかし、こんな素晴らしい青空という背景のもとに、それはやたらと絵になった。
ひなたぼっこする猫にあいさつして、
ほほえましい老夫婦のやりとりを横目に、自転車は走っていく。
やはり普段と違うことをするというのはいいものだ。
とある脳科学者の話によると、新しいことはすべて「脳へのごほうび」なのだそうだ。
たしかになんだか気分もいいし、卒論をやろうという気分にもなってくる。
早起きっていいな。
これからも早起きしようってことで、今週はまだ一度も8時30分以降に起きてません。
今日はテニスしたし、
なんだかんだいって今の生活は悪くない。

玉川上水付近