今朝は全国的に寒波襲来で寒いようで、沖縄もやはり寒い風が吹いています。太陽は見えず、沖縄へおいでの観光客のみなさん少しお気の毒です。風景は残念ですが、沖縄のお料理などを食べて楽しんでいただきたいと思います。
最近、土木・建築の技術者が不足しており、工事が滞るくらいです。建設労働者の推移は、技能労働者 : 455万人(H9) → 331万人(H22) → 326万人(H28). 一時期は600万人もいたといわれていますから、まさに半減です。また高齢化も問題であり、55歳以上が約34%、29歳以下が約11%としかおらず、次の世代にはいったいどういなるのでしょか、多くを、外国人労働者に依存することになるのでしょうか。
さらに問題は、建設コンサルタントなどの人材が官公庁へ移動することです。官公庁でも人材不足で年齢を40歳くらいまで上げて、しかも、試験は論文だけなどで募集しますので、仕事が楽で、定年延長も確実で恵まれている町役場、市役所、県庁などへどんどん流れています。
結局、今建設業を担っているのは、現場も設計も熟練者?ばかりという惨状??。
今、就活も売り手市場、40歳で1000千万円を平気で要求する学生もいるとのこと、生産性が高ければ実現するかもしれないが、リニアにみる検察の手入れなどを見ても、しのぎを削っての工事では生産性(適当な利益)は期待できず、ますます先細りの建設関係、公共基盤がボロボロになることが目に見えてます。