2月7日未明、台湾東部を震源とするマグニチュード6.4の地震があり、死傷者が200人以上、まだ、倒壊ビルでの救援活動が続いています、一刻も早い救助がなされることを願います。

以前、台北から花蓮まで今回の地震が発生した台湾東部を鉄道で通過したことがあります。途中に宜蘭(ギラン)という駅がありましたが、単線で列車交差のためか、長い時間停車したままでしたので、ホームから見た太平洋が大変美しかった記憶があります。

なお、この宜蘭は西郷隆盛と愛加那(奄美大島の妻)との間にもうけた長男、西郷菊次郎と深いつながりがあるそうです。

これは、明治28年(1895年)4月に台湾が下関条約によって日本に割譲されたので、明治30年、菊次郎36歳のころ宜蘭の初代長官(県知事)になったとあります。そして、河川改修などに力を注ぎ、人々の記憶に残る善政を行ったようです。