昨日のNHKTVで放送された「新事件」わが歌は花いちもんめ は30年前に製作されたTVドラマらしいですが、今日的にも問題を提起している。
義母から、自殺の手助けをお願いされた嫁が、やさしい人である人間であるがゆいに断りきれずに川まで背負っていき、入水自殺を助け、また、このことを苦にした嫁の自殺願望にたのまれた男が、これもやさしがゆいにこの女を殺すという、見ていて本当にやりきれない感じであった。
義母が死にたいと願うのが、これも、やさしさゆい、歩けなくて飯だけを食うのはつらいという、ほんとに身につまされる話である。
姥捨て山の昔話を聞き涙を流す人情味あふれる腕利きの弁護士・菊地大三郎(若山富三郎)の姿に、本当に考えさせられた。