陸上自衛隊の石垣島配置計画があるそうで、大崎牧場周辺が候補地に挙がっているとの記事がありました。戦後75年にわたり、沖縄県は戦争で地上戦を経験し、また、多くの犠牲者、自決者を題したことから戦争に対してはものすごい反発があます。このため、自衛隊基地についても反発があり、南西諸島には自衛隊の基地の配備はありませんでした。しかし、ここのいたっての尖閣の問題、中国が南西諸島の一部を占領する演習をしているとの情報から、さすがに、軍備?の必要性が緊急の課題となったのかもしれません。
配置の人員(兵力)は400人とのことですが、この兵力で国境の護りがどの程度できるのかわかりませんが、日本と、中国、尖閣という問題でお互いこぶしを上げて、その落とし方が今だ定まらないまま、軍備の拡張を続けています。
石垣島の港湾では、本来真っ白いはずの海上保安庁の艦艇が、連日の尖閣出動で廃煙に汚れ、真っ黒になった姿を見られますが、南の島は緊張に覆われている実感に、両国ともいい加減に落としどころを見出し解決したらいいのにと思います。