先日、雲南の三姉妹の映画を見ました、2時間半ただただ貧しい姉妹の生活ぶりをこれでもかと見せる映像で、見ているほうもつらいものが、また、観客の半数は居眠りも、
多分、この映画を見ようとした人は、いわゆる、社会派なのかもしれませんが、同じような映像の繰り返しでは退屈になるのかも・・
でも、この映画、カンヌ映画祭の何とか賞、とか、結構受賞した映画だそうです。
私のこの映画の感想は、中国の社会主義革命っていったいなんだった?の疑問です。社会主義、共産主義なんて、人を幸福することはできず、マルクスの資本論も、梯子をかけて月にのぼるような空想の世界、その空想の世界を現実にしようとした人間が、数千万人の犠牲を出して、ソ連(もうないが)、中国(悪の資本主義)、ベトナム(これも資本主義)というような国を作ったが、その結果が、ものすごい貧富の差、雲南の三姉妹はこのことを如実にあらわしています。
貧困の限界村落からも税金をとる話題も映画の中にありましたが、もう、中国、もう一度、毛沢東や周恩来、さらには林彪さん達を呼び出して、再革命をしていただきたいですね。革命の精神はどこかに吹っ飛び、指導者達が国家予算ほどの蓄財をし私服を肥やし、貧しいものはますます貧しくなる国家、政治腐敗の矛先を日本批判に向かわせていますが、この人民抑圧国家に先はないですね。