今日の沖縄はまだ旧盆の大事な時期、お墓に行く道はどこもラシュです。沖縄(琉球王国)は内地と違ってお寺参りはあまり見かけませんが、旧盆の時期には立派な亀甲墓で一族郎党(門中というそうです)が大ピクニック状態で祖先の供養、内地のお盆とは少し、というか、大分違います。
内地は徳川時代キリスト教の禁教令で全国民がお寺に管理?(戸籍など)されていましたが、琉球は異なっていましたね、仏教もキリスト教も関係なく、自分のルーツである祖先を崇拝していたのです。
亀甲墓など今つくれば億単位のお金がかかるそうですが、戦前までは粗末な家に住んでいても、お墓だけは立派な沖縄でした。
今でも、風光明媚な場所にお墓がありますが、このことからも、本当に死者を大事に崇拝していたことがわかります。