最近は多くの高校生が大学に普通に進学するようになりましたが、折角専門の勉強をしてもそれを生かす機会が少ないような状況のようです。すなわち、ミズマッチというのでしょうか、会社側も昔のように素人を鍛えて一人前にするようなゆとりもなくなっていますから、入社していきなり専門的な知識を活かせといわれても戸惑ってしまうかもしれません。
今は、インターシップなでの制度もあるようですが、学生も会社もただのバイト先、バイト生位にしか考えておらず、特に、会社では熱心に専門のことを教えるようなことはなさそうです、もし、熱心に教えてもらえる会社にたまたま行くことができれば、学生にとっては幸いです。
日本は、なにか、あまり先行きに希望が持てないような雰囲気が充満していますが、しかし、若い人はまだまだ長い人生を歩まなければなりません。
企業家でも、名のある匠でも、料理人でも、皆若い頃いい師匠に出あったことが成功につながったという話を聞くと、若い人々のいい師匠に出会う機会のひとつであるインターシップ制の充実をと考えます。