今朝はNHKラジオで熊谷喜八さんの話を聴きましたが、昭和21年の焼け野が原の東京生まれ、中学校を出てすぐに料理屋に勤め出前持ちからはじめそうですが、今ではフランス料理、それも無国籍料理で人間国宝、話に含蓄がありました。

一流と高級は違う、人間一流にならなければならない、また、日本人の料理人は多分世界第一の技、四季があるのも影響しているのではないか。

残念なことに政治が無策、本当にいい政治家が出てほしいとは、料理というか人間として極めた人の嘆きでした。

確かに、どんなに勤勉な、優れた国民がいても、円高で働いても働いても、冨は蓄積されず、場合によってはマイナになって負債だけが残ってしまう今の日本、不毛の日本に、一流の政治家が出ることはもうないのでしょうか。

熊谷さん、若い人のためになんとか日本再生してほしいと話していましたが、全く同感です。