手元に神保町の古本屋さんで購入した「昭和12年朝日東亜年報」がある、このなかで国民党第5期中央執行委員120名のなかに「孫科」という名があった、検索してみると、この方は孫文の子供で、海外に留学し中国政府(国民党)の要職を占めた方ですが蒋介石と合わずたびたび政府から離れたりしたようです。
人間、信念をもてとはよく言われますが、しかし、漱石ではありませんが、情にさおしゃながされるとかくこの世はとかく住みにくい で一本気では生きにくい世でもあります。
今回の小沢さんの問題、無罪で終わりましたが、小沢さんにおめでとうと言いたい、というか、長い間悔しかったでしょうとも言いたい。
小沢さんの起訴されたころを思い出して頂きたい、当時の自・公政権はもう末期、選挙で大敗が予想されていた、このための最後の手は起死回生の策が検察を巻き込んでの小沢つぶし、小沢イメージを悪くすることであった。
一本気に生きることは民間人でも難しい、ましてや、裏切りは当たり前の政治の世界、この中で小沢さん長い政治生活の中で信念を曲げずにいる。
混沌としたこの時代、政治は小沢さんのような人に任したい、国民の多くはマスコミに毒され、なにも知らずに、小沢は悪と思い込まされている。
いつか孫科さんのように、信念を曲げずに生きた政治家、小沢一郎が再評価される時が来ると思う。