６０歳の定年、勤め人にとっては、「まってた！これから自分の人生だ！」でしょうか、あるいは、「まだ勤めていたい、生活が心配だ]でしょうか？、
団塊の世代といわれる人々も一斉に退職のとき、勤めたい人は、今勤めている会社や役所で再雇用してもらうか、それとも、新しい会社を探すか、さらには、独立するか、の選択ですが、どうでしょうか。
５５や６０を過ぎて、というより、現実には４０歳を過ぎて新たな企業に再就職するなんて、１ｍ離れて針に糸を通すようなもの（３ｃｍでもできませんが）、資格があれば言いといってもつけ刃では無理、資格にはそれなりの十分な実績が必要であることは周知のこと。
60年の生活を振り返ってみれば、日々忙しく、毎日を精一杯生きてきたので後悔はないとは言っても、しかし、６０から年金を満額もらえるまで、あと5年、後輩の白い目の中で過ごすのかと思えば、辛い5年ではあります。
藤沢周平の「三屋清左衛門残月録」のように、隠居し文字通り晴耕雨読とはいかない、今の世の現実、ほんと「男はつらい」時代でもあります。