東京はさくらが満開、例年より少し遅いらしいが、日本人には桜が特別のもの、「願わくは花の下にて春死なん」とは西行ですが、日本人は誰でも同じ気持ちでしょう。

これから北上し、4月下旬には、日本一の花の名所弘前城のさくらでしょうか、あの、満開の夜桜は花の魂の宴のよう、だから、太宰や棟方などの芸術家が育ったのだろうか。

昔はどこにでもあった桜の名所、病虫害に、あるいは、環境汚染で、最後には、都市計画で伐採され減少の一途。

そういえば、昔は河川の堤防は桜の木と決まっていましたが、無粋な旧建設省の河川局、堤防決壊の恐れありと、日本全国の河川堤防は丸坊主、芝生の手入れで数十億円かかっているが、桜を植えて河川を昔のようにしてほしいものです。

河川の決壊は桜の木があってもなくても同じだったらあったほうがベター。