昨夜のNHKで都会での餓死者のニュースを報道していた、餓死とは太平洋戦争の前線の兵たちに多くが戦闘で死ぬよりも多かったと言われているが、戦争でもない今の平和な時代、大都会で孤独な餓死者いるとは考えさせられる。

地域とは関係を絶った人が大多数のようであるが「絆」が見直されているこの時期、社会に背を向けなければならない人もまた大勢いる都市、まさに「東京砂漠」そのものである。

「羅生門」芥川龍之介の作であるが、あの話し、天変地異が平安京を遅い、餓死者がごろごろという情景、今の日本にも当てはまるのでしょうか。

成人独身の3人に1人は生活に行き詰まっているとか、政治無策の続いた日本には羅生門の状況が迫っているようです。