今朝のNHKラジオ、 国立がんセンター名誉総長の垣添 忠生 先生でしたが、妻を看取った先生の心境、こころを打つものがありました。
先生はがんの専門家、しかし、その最愛の妻をがんで失い、一時は心の落ち込みが激しく何を食べても美味しくなく、また、酒をのんでも酔えず、苦しかったことを語っていました。そして、心の立ち直りが仕事をすることでそのきっかけをつかんだとも語っていました。
今後、団塊の世代の夫婦の永訣が多数起こりますが、先生の貴重な体験は残された者の生きかたに大いに参考になるかとも思いました。
最愛の人を亡くした方がた、それは連れ合い、親、あるいは、おばあちゃんかもしれません、不幸にして子供かもしれません。
残された人の苦しみを知らされた垣添先生の話でした、明日の朝は第二回目があるようです。