東電が実質国有化とのこと、あんなに経営が安定、社員は高級、OBは高年金でわが世の春を謳歌した企業が、今は、国民からは怨嗟のまなざし、社員は針のむしろ、東電の高級リゾートも看板を外し、ひっそりと隠れるがごとく。

自然災害とは言え国民から少しも同情の声が聞かれないのは、これも、世界一高い電力料金を設定し、消費者をないがしろにしてきた付けが回ったのでしょう、まさに、「盛者必衰の理をあらわす」平家物語そのものです。

今、ボーナスシーズン、高いのは自動車産業であるが、これは大いに理解できます、だれも文句を言わないでしょう、しかし、それに次いでの高額なのは東電以外の電力が、そして、公務員が続いていますが、これは、全て消費者、すなわち、国民の利用料、税金からであるが、多分、ボーナスをもらえない数百万、あるいは、千万を超える勤労者は大いに不満。

特に公務員、平均給与が地方公務員で平均給与が600万円、国家公務員は500万円、そして、民間給与の平均が270万円程度の世とか。

安い給与しか貰いえない一般勤労者が高給をもらっている公務員や電力社員のボーナスをも負担していますが、このニュースを見聞きして、ボーナスなしの安い給与での家庭は質素な年越しとなりますが、一層寒さが応えるでしょうね。

国は、津波災害のための予算ねん出のため、公務員の給与を下げますと言いながら結局は法案は提出せず、公務員は高笑い、野田内閣、やはり、頭のいい官僚の傀儡政権ですね。

そして、今、燎原の火の如く国中に広がる、総理大臣に橋下さんという国民の声、大いに理解できますね。