私の友人、昭和4年生まれの方で、もう82歳でしょうか、でも大変元気で歳を取ったらこんな人になりたの身近なお手本の方がいらっしゃいます。彼は、もと、先生、そして校長や教育委員もされたようですが、もとの職場の管理職の雰囲気は微塵も出さずに、会うたびに、様々な話が面白く、人間磨かれているなという感じか致します。

つれあいをもう大分前に亡くし、一人暮らしとのことですが、どんなに歳を取っても様々なことに興味をもち、人生を楽しく送りたいと語っています。

また、いろいろな経験をしてきましたので、表彰などの話もあるようですが、現在まで御断りをしているようで、この面でもなかなか人物だなと思います。

今、秋の叙勲の季節、様々な方々が様々な勲章を受けていますが、市井の中に勲章を10個受けても受けすぎでないくらい頑張ってきた方々も沢山いますが、彼らが受勲の対象になったためしはありません。

また、家庭で日々子育てをしてきたお母さん方のその候補者ですが、ただの主婦では受勲の対象にはならないらしく、日の当たる場所でうまく立ち回った紙一重?人が候補者では、勲章の価値も地に落ちたと同様です。

庶民は見近な方に、紙に描いた「大勲位」を渡して労をねぎらいましようね。貰った方は国からよりその方がずうとうれしいと思いますよ。