五木寛之さんの「林住期」のなかで(少し退屈な本ですが・・)たしか、腹八分目のお話しがあったと思います。

ここで、60歳では腹4分目、70歳では腹30分目、80歳では腹20分目、90歳では腹10分目、そして、100歳では霞を食べて・・とありました。

この話を思いだしたのは、今沖縄で世界のウチナンチュー大会が開かれており、世界に(主として南アメリカ)移住した方々の里帰りをしています。

私も数人の方々を見かけしましたが、やはり、移住は困難が付きまとうものであり、運が良ければ成功しますが、大多数の方々は大変な目にあったと語っています。

そして、その方々の体型は引きしまっており、かつての、沖縄の人、日本の人を思い起こされました。

それに比べて、過食気味の今の日本人、いつだったか、東大の総長さんが語った太った豚で、(失礼ですが・・)、頭はまるで空っぽの人が、政・官・財、そして巷に蔓延しているようです。

欲ボケ、モラルハザードの日本人、これでは、だれにも尊敬されませんね、移住した日本人のお陰で、日本人が尊敬されている南米各国との逆比例ですが、日本国、もう一度、痩せたソクタテスの人間作りをしなければと思いました。