今沖縄では、世界のウチナンチュウ大会が開かれています。ウチナンチュウとはオキナ人のこと、内地はの人はヤマト、あるいはナイチャーとも言います(ただし、ナイチャーの呼び方は蔑視した感じですが、今の人はもうわかっていませんから、内地から来た人は自分から私はナイチャーとも平気で言います)
ところで、なぜ沖縄は海外への移民が多いのでしょうか、これは、戦後に土地を基地としてアメリカ軍にとられやむを得ずに海外に移民したのが大本の理由です。
それが、今では海外23カ国2地域にまたがり、今回の里帰りには5千人が沖縄を訪問しています。
移民後、艱難辛苦を乗り越え成功した方も多く、2世、3世もその後継者として現地で尊敬されている方々も多いようです。
一方、沖縄の気候と食文化は独特ですから、今回の里帰りで特に1世は再び沖縄で生活したいと言う方もいるようで、戸籍の復活が可能か相談する人もおいでのようで、司法書士会ではその窓口を設けて相談に乗っているとのニュースもありました。
「ふるさとは遠くにありて思うもの」 は室生犀星の詩ですが やはり、生まれ育った土地は人間にとってまさに母なる台地でしょうね。
私にとってもふるさとは遠くにありますが、目を閉じればふるさとの景色が浮かんできますね。