核大国のフランスで低レベル廃棄物処理センターが爆発、どうも、各施設の安全神話があちことで崩壊している姿を露呈しています。
フランス南部ガール県マルクールと言う場所らしいですが、地図でみると、もうイタリアやスイスに近く、日本の福島原発のような事故であれば隣国に重大な影響を与えかねないものである。
核と人類(生物)は共存できないと主張する人、反対に、核こそ地球温暖化阻止の最後の切り札と主張する人と二分されますが、これまでの人理は核などを持たずに数千年の文明を築いてきたことを考え、また、広島、長崎そして福島の惨状をみれば、核はやはり人類と共存出来ないのではないかと思う。
わが国の場合、ヨーロッパ列強の後塵を拝しての後発の工業国、そして、帝国主義国家を標榜してきたが、原子爆弾による人類最初の核の犠牲、また、福島にみる核の平和利用の犠牲にもなった、この他にも第五福竜丸でも犠牲者を出し、核とは不思議なめぐり合わせの国家でもある。
これほどの犠牲を払っている国家から核に対しての提唱は、やはり、人類と核は共存出来ないという結論になるのではないでしょうか。