大地震・津波、原発災害が発生してからもう半年になろうとしていますが、被災者の方々まだ虚脱感から抜けきれないものと思います。特に肉親を失われた方々は一時も忘れることはないでしょうし、時間が経つことでますます、こころが苦しくなってくるのではないでしょうか。
先の戦争はほとんどの国民が被災し、兵隊にとられて帰らなかった人も隣近所にみられ、被害者は日本全国津々浦々でしたが、今回の被災者は東北の太平洋側に限られていること、すなわち、地域が限定されていることが、被害者の心を一層苦しめているのではないでしょうか、なぜ、どうして自分たちだけが・・と
しかし、唯一の希望は、今の日本、円高の不景気とは言え、戦後の疲弊した経済でないことです、すなわち、今の日本で災害者の救済で出来ないことはないはずです。
政府も20兆円もの膨大な予算を使って災害復旧を行うようです、港湾は2年で、道路も5年で以前の姿に戻すと公共投資をしハード面の計画をたてているようです。しかし、ここに、被災した人々の姿が見えません、ソフト面の復旧をどうのように行うのかが見えていません。
人々に直結したソフト面のケアは県・市町村などの自治体の責任になると思いますが、自治体も実行可能な素晴らしい案を作成して被災した人々に夢を与えてほしいものです。