アメリカドルの格下げからニューヨーク株式市場はパニック、世界同時不況とも言える状態に陥っている、昔、1$=360円が普通のころ、確かにアメリカドルは強く、世界の基準通貨であったが、今は1$=77円前後、まさに、アメリカドルは弱く、もう誰が見ても世界の基準通貨とは成りえません。しかし、そのとばっちりを受けているのが日本の円、日本だって世界のどこの国にも負けない?借金大国、なぜ、日本の円が買われるのか不思議ですが、市場からみれば日本ほどの借金大国でも全世界の国々よりはましということでしょうから、誠に恐ろしい世界の金融及び経済状況ではある。

円高の影響でもう国内ではモノ作りは出来ないと早々に工場を海外に移している大手企業が多いが、やがて、日本のモノ作りノウハウは世界に移植され、気が付いたら日本はもう産業が空洞化してしまうかもしれません。日本の第一次産業の農水産業は価格が高く世界に競争をしても勝ち目がありませんが、かろうじて、品質で優勢を誇っていましたがあの放射能汚染でこれももうダメかもしれませんし、また、第二次産業も空洞化してダメであれば、第三次産業のサービスでしょうか、しかし、観光も放射ので振るわない昨今、日本国の将来一体どうなるのでしょうか。