沖縄師範学校の生徒達の沖縄戦時の文集を読んでいる、軍に編入させられ、8割りもの犠牲者を出し、まさに地獄模様の戦いを痛恨の思いで綴っています。このなかで、士官達洞窟に避難してくる住民に、ここは軍の指揮所だ、でていけ、ぶった切るぞと威嚇、一方、一緒に戦った分隊長、俺は無学だ無学の意味も分からない、自分の名前をやっと書ける位だと言いながら、絶対に死ぬな、犬死にはと いい、分隊長自身が足を撃たれ歩けなくなった時、助けようと戻ったら、俺にかまわず逃げろと叫んだ、とありました。人間、エリートにももちろん優れた方もいますが、文集を読んで色々考えらせました。