沖縄に住んで2年過ぎましたが、沖縄の女性のイメージと言えばやはり働き者、しっかり者でしょうか、そして、皮肉なことに、ある意味、男にとっては住みやすい土地かもしれません。
昔から、沖縄の女性は(日本のあるいは世界のかもしれませんが)家族のためにいつもコマネズミのように動き、小さい子供たちはお母さんは魔法使いのようだ、何でも作ってくれると思っています。沖縄の場合、昔は水も不足しており農作物も沢山出来るわけでもなく、イモを主食としていましたが、長い歴史の中でつい数十年前まで朝一日のイモをふかすのお母さん達の日課だったようです。その他に必要な物は市場などで、畑のものと海のものとの交換などで生活をしていたようです。多分、女たちは日々生活に追われたものだったと思います。
また、戦時中は日本軍の従軍看護婦で知られる「白百合部隊」での献身的な働きと多くの犠牲者、そしてまた、戦後はアメリカ軍治世下での苦しい生活、今、まだまだアメリカ占領的な沖縄で、あまり男たちの働く場の無い中、女たちは今も一家の生活の柱的な存在であります。
昨日は父の日でしたが、父の存在が薄いなか、やはり父が一家の柱であり、尊敬できる父たちが威厳をもって?いる社会が望ましのではないでしょうか。
すなわち、女が働き者といわれる社会、実はあまりいい社会ではないのではないかとも思うこのごろです。