人間生きていくうえで電機は必要、それも、家庭でも60ワットの電球1つなどではなく、電化製品を動かすための膨大な量の電力を必要としています。そのほか社会のありとあらゆるものが電力に依存、その最も効率的な発電装置が、安全・安心を抜きに考えれば多分原発であった。その忘れていた安全・安心の逆襲が福島原発事故、先進国の国民はこの恐ろしさから脱原発をとの声が高まっている。
一方、水力発電も日本の黒四ダムの33万KW程度の発電であれば自然に与える影響もまだしも、しかし、中国の三峡ダム、これは、少し単位が違って、1768万KWと黒四ダム53個分、環境への影響も多大であります。
心配されている影響、最大なものは、150万人に及ぶ住民移転、ほとんど補償も無しに警察力で強制移転、彼らの貧困層への転落を意味しています。(ある意味福島原発と同じ、電源立地の人は犠牲のみ、富裕僧は電力を浪費して儲ける格差社会を構成するための電力行政)
次いで、生態系への影響は計りしれませんし、貴重な文化財も水没、さらに、水流の低下による水質の汚染、ダム湖への汚泥の堆積など様々、原発の12、3個分の発電量で中国の貴重なエネルギーとなるが、その負の面も膨大、人間、かつてのナタネ油やクジラ脂(これも過去にアメリカなどが取り過ぎて資源減少、シーシェパードなど過去を忘れて今は日本を悪者あつかい)のランプ生活に戻れませんが、このままですと先行きがますます恐ろしく思われます。
でも、人間は考える葦、解決できると思い、希望を持ちましょう。