日本は災害列島、地震、津波、火山爆発、そして、台風など、実に多い自然災害です。しかし、この日本でこれまでに約4億5千万人が生活し、生きて、そして死んでいった。
東日本大震災は千年に一度といわれていますが、地球の「時」で計ってみれば多分、そんなに長い「時」ではないかもしれません。日本人が物事を記録しだし始めての地震は684年の「室戸岬地震(M8.4)」ですが、東日本については869年の「三陸はるか沖地震(M8.6)」が記録にあるので、これからほぼ1000年を経ています、これが根拠かもしれませんが・・
しかし、日本の国土は古代からは別の国土ともいえる変貌でありますので、被害の規模もまた比較も出来ません。869年の記録では大津波襲来、海水多賀城下に至り、溺死者約1000人とありますが、今回の死者行方不明者は27、155人ですから27倍の被害です。
古い地名の船見が丘などと言う地名が、海岸のに高台にあったりしますが、災害日本での生き方、これまこの日本の国土で生活した、また、している4億5千万の記録と、知恵に尋ねたいですね。