首都直下型の地震発生で、立川断層があげられています。なんでも「将来マグニチュード7.4程度の地震が発生すると推定され、その際に北東側が相対的に2-3m程度高まるたわみや段差が生じる可能性がある。そして、今後30年の間に地震が発生する可能性が、比較的高いグループに属しており、平均活動間隔からみて注意が必要です」とあります。

立川は東京の郊外、周辺には「武蔵野」「玉川上水」などがあり、人気の住宅地域でもあります。

ただ、立川断層による首都直下型の地震が発生した場合でも、多分この地域は台地であるので流砂現象は起こらないと思いますが、しかし、地震は広く首都圏に被害を与えるでしょうから、首都圏が大混乱し、今回の東日本大地震災以上の被害を与えるのではないでしょうか。

なお、この首都直下型地震の被害予測によれば、地震発生が冬の夕方6時、M7.3、風速15m/sの場合、建物全壊・消失棟数85万棟、死者11,000人、負傷者21,000万人(うち重傷者37,000人)となっています。ただ、関東大震災での死者・行方不明者が14万人ですから、予測は大分控え目にしているような感じもいたしますが・・。

わが国ではどこの地域でも確実に発生する地震ですが、わが身を守るためには、まずは、家具や大型TV、そしてピアノなどの転倒防止と、寝るときには枕元に防災グッズ一式の入ったリュックと、足を守る靴かスリッパ、そして、手袋を置いておくが必要がありますね。何か臨戦態勢のようですが、備えあれば憂いなしと言います・・、でも地震・津波には無力でしょうか、しかし、敵を知れば百戦危うからずですから・・。