最近の政治ネタは菅さんの辞任時期である、鳩山さんとの会見で早期に辞めるみたいな話をしたようだが、管さん自身は「辞任」などと一言も発言していないとして、旧友の鳩山さんに「詐欺師」「ペテン師」とまで言われた。

しかし、管さん一介の社会運動家「アジテータ」から総理まで上り詰めた寝わざ師、まさに、蛙の顔にションベン、しかし、さすがに世間も騒がしくなってシブシブというか、その席を譲るとした次世代の若手である官房長官までも、もう、今月いっぱいで辞めるのが筋みたいなことも言われ、さすがに観念したようにも見えるが、しかし、どうか・・

菅さんと言えば「四国のお遍路」で国民というか聴衆を煙に巻いたが、仏教でも「無」「有」は紙一重、「趙州無字」の公案で、犬にもやはり仏性はあるんでしょうかという問いに、偉いお坊さんの趙州さん、一人には「有」と答え、同じ問いにもう一人には「無」と答えている。

「有」と答えられた修行僧、それにしては醜い姿ですねというと「わざとしているのだ」と答え、「無」と答えられた修行僧、「生きとし生ける物皆仏性があると説いているが」の質問に、「前世がわるかった」と答えたとか。

ホトケこころのある?菅さん、辞任なんて「無」と答え、また、「有」と答え、まさに禅問答ですね。