今は牡丹の花の季節でしょうか、、私も以前東京にいる時に牡丹をを植えたいましたが、毎年春に美しい花を咲かせてくれていました。

ウィキペデキアには、中国西北部が原産地で、元は薬用として利用されていたが、盛唐期以降、牡丹の花が「花の王」として他のどの花よりも愛好されるようになったとあります。

ですから漢詩にも沢山歌われていますが、50歳で科挙の試験に合格した「孟郊」の登科後に

昔日齷齪不足誇

今朝放蕩思無涯

春風得意馬蹄疾

一日看尽長安花

があります。なんでも当時、王侯貴族が金に糸目を付けずに手入れした花(牡丹)を、試験に合格した人は無礼講に看ることが出来るという習わしがあったらしいです。

試験合格者、馬に乗って颯爽と花見をしに長安を家闊歩することなど、ずいぶん得意になれますので合格のプレゼントとしてなかなか良いですね。